リバプールが、ピオトル・ジエリンスキの獲得に動いてきたことは、既に周知の事実ですが、随分と時間がかかってしまいました。
決められないまま、ユーロ本大会の時期が来てしまったことも影響はしたと思いますが。
ただ、ジエリンスキの代理人がウディネーゼのオーナーと話し合いを行い、新シーズンのチームを決定するに至ったそうです。
ジエリンスキに関しては、ユルゲン・クロップが非常に気に入っているプレイヤーだということで、1月にも補強の噂は流れていました。
その上で、ユルゲン・クロップが、夏まで待つという姿勢を示したと言われていますが、いやいや、実に苦戦しましたね。
実際、いまだにジエリンスキがどこへ行くのか?は、分からないわけですが、代理人の発言からは、来週には明らかになると見てよさそうです。
一応、代理人がメディアへ向けて発言した内容をまとめると、次のようなことを言っています。
「私は今日、ウディネーゼのオーナーと会って話をした」
「私たちは、クラブとプレイヤー双方にとって最善の解決策を見出すようにしたよ」
「来週になれば、分かることだろう」
「私たちは、ジエリンスキに沢山のオファーが届いていることを知っている」
「ユーロ後は、彼を休ませる必要があるから、今は休暇中だよ」
「彼がウディネーゼに戻って来るのは、7月22日か23日だ」
「リバプールが、長い間、彼に関心を寄せていたのは事実だ。だが私は、そのことをメディアへ向かって公表することはしたくない」
「私たちは決めたよ。しかし秘密だ」
ジエリンスキに関しては、一貫してリバプールはターゲットにしてきたと思うのですが、途中からナポリが表れ、ミランの名前も取り沙汰されるようになりました。
イタリアに留まるのか?プレミアリーグに新天地を求めるのか?という選択の分け方も出来るかと思います。
(一部には、現時点ではミラン有利とする声もあります。)
代理人は、随分ともったいぶっておりますが、要するにジエリンスキが休暇から戻って来てから発表したいということでしょうか。
あくまで報道によれば、ジエリンスキ本人の希望はリバプール入りだと言われてきましたが、どんな結論に至ったのか。
代理人とオーナーが直接対話をもったことは事実のようなので、長かったジエリンスキ獲得交渉も、来週には結果が出る。
そんな考えで、待ちましょうか・・・・。
あえて書けば、リバプールは、おそらくその答えを知っているだろうし、もしジエリンスキを獲れないということならば、別の補強ターゲットに既にシフトしていると考えたほうが自然にも思います。