クリスタルパレスが、クリスティアン・ベンテケを欲しがっているという報道は、以前からあったわけですが、移籍金の額面で折り合いがつかないと報じられてきました。
各メディア筋の情報では、クリスタルパレスが提示した金額は、£25mだと言われ、リバプールとしては、あくまで£30m以上からの話し合いだと主張しているとのこと。
しかし、ここへ来て、SkySportsやEchoなどが報じるところによれば、ベンテケの件に関して、リバプールとクリスタルパレスが交渉に入っているとのことです。
私が見る限り、この交渉の具体的な中身までは報じられていませんが、クリスタルパレス側がオファー内容の見直し、簡単に言えば移籍金の額を引き上げて、再びリバプールにアプローチしたということでしょうか。
リバプールとしても、強気の姿勢を示してはいますが、このままベンテケを戦力外のままチームに留めておくのも厳しいことに変わりはないかと思います。
となると、クリスタルパレスの再オファーの内容を吟味しつつ、どこかで落としどころを探るという作業に入っているのかもしれません。
クリスタルパレスのプレミア開幕戦は、８月１３日（土）で、ウェスト・ブロムとの対戦が組まれています。
日程的には厳しいかもしれませんが、できれば開幕までにはベンテケ獲得を決めてしまいたい！という意向があるもかもしれません。
ただ、そのためには時間の制約があり、かなり急いでの作業が必要となります。
私としては、交渉における駆け引きで、ベンテケの価値を高めようとする姿勢も理解はできますが、やはりリバプールとしても、どこかで落としどころを見つける必要もあるかと思っています。
これこそ、まさにクラブの交渉力にかかっていると言えそうです。
ベンテケ本人の気持ちを考えれば、もはやリバプールでは活躍の機会はない・・・と、思っているだろうし、何とか良い方向で話し合いがまとまることを期待しています。