リバプールの補強候補ともされてきたドルトムントのマッツ・フンメルスですが、バイエル・ミュンヘン行きで合意に達したようです。
このところの報道のトーンを見聞きしていれば、おそらくバイエルンかな?という感はしておりましたので、リバプールは別のターゲットを見つけているとは思っていましたが、ドルトムントファンにとってはやるせない気持ちでしょうね。
最近の例でも、ドルトムントからバイエルンには、マリオ・ゲッツェが行き、ロベルト・レヴァンドフスキも渡っています。
ただ、フンメルスの場合は、バイエルの下部組織で育った経歴をもち、ある意味故郷へ帰るという考え方もできます。
それでも、やはりドルトムントファンとしては、言葉で表現できない思いを抱いていることでしょう。
フンメルスの件については、ドルトムントのオフィシャルTwitterでも報じられています。
Mats Hummels verlässt Borussia Dortmund im Sommer. https://t.co/HLS5wTjng5
— Borussia Dortmund (@BVB) 2016年5月10日
これで、リバプールとしては、別のセンターバックを探すことになりますが、当然前々からその準備はしていたことでしょう。
リバプールのセンターバックを考えたとき、コロ・トゥーレが退団する意向を明かし、マルティン・シュクルテルも移籍の可能性が高い。
さらに、ママドゥ・サコーの処分内容によっては、戦力として計算が立たない・・・という事情があります。
それにしても、バイエルンも大胆なことをやるし、ドルトムントもこういった移籍の形をいつまで続けてしまうのか。
ちょっぴり、ドルトムントファンに同情の念を抱きます。
兎にも角にも、リバプールとしては、実利を取れるように、即戦力となれるセンターバックを見つけることですね。