移籍関係

ルーカスはリバプールにレガシーを残してくれた(ユルゲン・クロップ)


リバプールの10年間。
そこには常にルーカス・レイバが確かにありました。
決して派手な存在ではありませんでしたが、コップからこよなく愛されたブラジル人。
私自身、いまだにルーカス移籍にあたり、選ぶべき言葉が見つかりません。

ルーカス。
ルーカス。
そう、名前を呼ぶことくらいしか、私には出来ないのです。

ラツィオへの移籍が正式に決まったことを受け、ユルゲン・クロップ監督が、ルーカスへの思いを語っています。
それは、愛情あふれるものでした。

ここでは、ユルゲン・クロップ監督がLiverpoolfc.comへ寄せた言葉の一部を、私なりにご紹介したいと思います。

(Jürgen Klopp)

プレイヤーがクラブを去るのは、いつだって悲しい時だが、ルーカスのように人気があり、影響力もあるプレイヤーだと尚更だね。

すべてのメンバーが、彼がベストの時を過ごすことを願っているのは、言うまでもない。
私自身の思いを言えば、彼がイタリアで成功することを疑いもしていないよ。
なぜなら、彼こそは、私がこれまで一緒にやって来た中で、最高のプロフェッショナルの一人だからね。

彼が、リバプールを後にすることになっても、彼はリバプールにレガシーを残していくことになる。
彼こそは、これがリバプールのプレイヤーだ!という模範だったよ。

彼がやって来たことは、みんなのお手本だった。
それは、彼が去った後々までも受け継がれていくことだろう。

ルーカスがしてきたこと。
ルーカスが残したもの。

これからも、リバプールというクラブに脈々と受け継がれ、レガシーとなる。

ユルゲン・クロップ監督の言葉です。

実直にプレイをし続けてきたルーカス。
時には、潰し屋の役割を担い、汚れ役も果たしてくれました。

ファンタジスタではないかもしれない。
しかし、それこそがルーカスの魅力だと、私は信じています。

ルーカス。

やはり、さようならという言葉はふさわしくないようです。

ありがとうルーカス。

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