■ウォルコットとスターリング
ウォルコットの移籍関連のニュース(ゴシップ)といえば、アーセナルがスターリングを獲得するにあたり、その代わりに放出する・・・・という線での話題が多かったように思います。
しかし、海外メディアの報道を詳しく見ていると、各誌によって微妙なニュアンスの違いはあるものの、どうもスターリングの件を別にしても、リバプールがウォルコット獲得を希望しているという論調になりつつあるようです。
■ウォルコットの希望はアーセナル残留
ウォルコットとしては、アーセナルに残り、レギュラー・ポジションを確立し、コンスタントに出場出来ることが第一希望と報じられていますが、メディア筋の情報によると、今後2週間ほどの間に、リバプールとの話し合いが開かれるとも。
そこに、チェルシーも加わるという説もありますが、ただ「出場機会」という点でいった場合、ウォルコットがチェルシーでどれだけの出場機会を得られるか?は、普通に考えても疑問が残ります。
■リバプールのウィンガーは飽和状態?
ベンゲル監督は、ウォルコットには現時点で何らオファーは来ていない・・・と、コメントしているそうですが、今後2週間の期間で、もしかしたら何らかの動きがあるのかもしれません。
ウォルコットは、代表歴もあるし、大舞台でのプレイ経験もある素晴らしいプレイヤーだと思いますが、何となく気がかりなのは、リバプールは、ちょっとウィンガーを取り過ぎではないか?という点です。
ただ、一時期、ウォルコットはアーセナルでストライカー的な役割をし、それが結構当たっていたという事実もあるので、ブレンダン・ロジャーズが本当に欲しているのか?
その点を見極めていく必要がありそうです。
■注目したいダニー・イングス獲得説
最後に、ちょっと話が脱線しますが、バーンリーのストライカー、イングス獲得については、リバプールが結構いい位置に付けているとも聞きます。
フリートランスファーになるイングスですし、いろいろある移籍の噂話の中では、結構精度の高い情報のような気がしております。
イングスはハートのあるプレイヤーだし、決定力という面でも非常に秀でています。
もし、リバプールへ来ることがあるならば、少なくとも私は歓迎したいと思っています。
さて、ウォルコットの未来はどうなるのか?
彼もスターリング同様、そろそろ契約延長の動きが出る時期なので、少なくとも何らかの動きは起こるものと考えてよさそうです。
それが残留でも、移籍であったとしても。
