ロシアワールドカップは、グループステージの全試合が終了し、これからは決勝トーナメント、いわゆるノックアウト・ラウンドへと入っていきますね。
リバプールからワールドカップへ参加したプレイヤーのうち、ベスト16へ進む顔ぶれ。
そちらを整理しておきたいと思います。
人数から先に書きますと、ベスト16へ進むリバプールのプレイヤーは5人。
4カ国ということになります。
その顔ぶれは、次のとおりです。
■デヤン・ロブレン(クロアチア:グループD1位)
■ロベルト・フィルミーノ(ブラジル:グループE1位)
■シモン・ミニョレ(ベルギー:グループG1位)
■ジョーダン・ヘンダーソン、トレント・アレクサンダー=アーノルド(イングランド:グループG2位)
グループステージでは、デヤン・ロブレンのいるクロアチアが、非常に良い出来映えを示していたという印象を私は持っています。
ただ、ピーキングのこともあり、決勝トーナメントでも好調をキープできるかが、鍵になるようにも思います。
一方、私なりに密かに注目をしているのがイングランドです。
ヨーロッパ予選では滅法強く、本大会では期待を裏切る・・・という有り難くないイメージがついているイングランドですが、今回は比較的騒がれることなく大会に臨んでおり、決勝トーナメントの大きな区分けを見たとき、結構行ける可能性があるように思えるのです。
次に、前述したリバプールのプレイヤーが参加する4カ国がベスト16で対戦する相手チームを記述しておきたいと思います。
■クロアチア対デンマーク(グループC2位)・・・クロアチアが勝った場合、スペイン対ロシア戦の勝者と対戦
■ブラジル対メキシコ(グループF2位)・・・ブラジルが勝った場合、ベルギー対日本戦の勝者と対戦
■ベルギー対日本(グループH2位)・・・ベルギーが勝った場合、ブラジル対メキシコ戦の勝者と対戦
■イングランド対コロンビア(グループH1位)・・・イングランドが勝った場合、スウェーデン対スイス戦の勝者と対戦
どうなるか?は、分かりませんが、同じグループGにいたイングランドよりもベルギーのほうが厳しい山に入ったと見てよさそうです。
さてリバプール。
エースであるモハメド・サラーとサディオ・マネについては、残念ながらグループステージでの敗退が決まりました。
あたたかくリバプールへ迎えたいし、新チーム始動に比較的早く合流できることから、ポジティブに考えたいですね。
また、ボビーについても、フル出場というわけにはいかないだろうし、比較的フレッシュな状態で帰って来られるのではないでしょうか。
リバプールの強味は、やはりフロントスリーの威力であることは、新シーズンも同様だと思います。
ワールドカップは、大きな祭典であると同時に、多くの負荷がかかります。
ぜひ、モーとサディオには切り替えてもらって、リバプールでのプレイで新たなチャレンジに臨んでほしいですね。