夏の移籍市場へ向けて、多くの報道が連日なされていますが、今回の目玉、そのひとつといえば、アヤックスの若きキャプテン、マタイス・デ・リフト(オランダ)かと思います。
オランダ代表では、ファン・ダイクとコンビを組むマタイス・デ・リフトですが、最近の各種報道を追っていると、マンチェスター・ユナイテッドとバルセロナが特に熱心だという論調が目立ちます。
リバプールの補強ターゲットだといった噂もあったわけですが、そのへんのことは、ユルゲン・クロップ監督に聞いてみないと、正確なところは分かりません。
いずれにしても、マタイス・デ・リフトが大きな注目を集めていることは事実であり、おそらくアヤックスも適切なオファーがあれば応じるだろうと見られています。
そのマタイス・デ・リフトですが、自身の今後についてESPNに問われ、発言をしたとのこと。
現時点で、マタイス・デ・リフトは、明言を避けたようです。
まずは、アヤックスでのプレイに集中したい。
そんな趣旨の発言をしていますが、メディア対策としては、こういう答えになるのだと思います。
ESPNに、デ・リフトが語ったこととして、エコーも取り上げていますが、その発言要旨を箇条書き的にまとめると、次のようなものとなります。
また、スペインもそうだね。
でも、他にも戦いの場はあるし、そのふたつだけではないよ。
ぼくの将来がどうなるかは、まだ分からない。
だから、どうなるかを見て行くことになるね。
まず、ぼく達は2試合を戦わなければいけないし、その後に、次は何が起こるかを見ることになるだろう。
一部メディアでは、バルセロナと合意間近かという見解もあるし、マンチェスター・ユナイテッドがリードか・・・という報道も目にします。
ただ、デ・リフト自身は、冷静に自身のことを見ているようですね。
チャンピオンズリーグでも躍進をしたアヤックス。
この夏には、多くのプレイヤーが抜かれてしまう可能性もありますが、リバプール目線でいえば、本当に必要としているポジションはどこなのか、その優先順位はどうなのか。
それをしっかりと見極める必要がありそうです。