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ファビーニョの穴を埋めるアンカーとしてのジョーダン・ヘンダーソン

Jordan Henderson


今シーズンのジョーダン・ヘンダーソンは特にいい。
私は、そう感じています。
ファビーニョが、アンカーとして存在感を発揮する中、ヘンドは自ら志願して一列前のポジションでプレイすることを望んだと言われています。

そのことが功を奏し、ヘンドは躍動、リバプールに活気をもたらしました。
しかし、不運なことにファビーニョが負傷をし、リバプールはアンカーに問題を抱えることとなりました。

ファビーニョ不在の間、誰がアンカーを担当するのか?
ファビーニョに代わるプレイヤーはいないだろうとも言われたわけです。

今、その役割をヘンドが担っています。
私は、かなり良くやってくれていると思っております。
ファビーニョを欠くという緊急事態の中、アンカーを引き受けたのは、キャプテンとしての責任感もあったのだろうとは、私の推測です。

アンカーに入ったヘンドは、最終ラインまで戻り、ディフェンスの助けとなり、サイドバックの攻撃参加をも助けている。
また、自陣エリアからのロングフィードも見せることにより、リバプールの攻撃力をよりアグレッシブなものにしていますね。

ヘンドの場合、以前から攻守の切り替えが速く、ボールを奪われれば、すぐさまカバーリングに入るというプレイが特徴でした。
その良さはそのままに、しっかりとアンカーとしての役割を果たしている。
さすがはキャプテン!と、思わずにいられません。

以前は、特に踵の怪我に苦しんだわけですが、今シーズンはここまで大きな怪我もなく来ています。
ヘンドが奮闘することで、リバプールは連勝街道を走り、首位の座をキープする。
やがて、ファビーニョが帰って来れば、よりチーム力は充実することでしょう。

12月は、過密日程をこなして行くリバプール。
ここを乗り切るためには、ヘンドの存在が必要不可欠です。
さすがはリバプールのキャプテン!
チームのためにと奮闘する姿に拍手を送りたいと思います。

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