
22歳の若きウィンガー、ビクトル・ムニョス。
その獲得にあたり合意に達したとリバプールは公式発表をしました。
移籍市場における早い段階でムニョスを狙いに行ったことから、私はリバプールの明確なメッセージを見た思いがいたします。
メッセージとは、スロット時代に志向した戦い方とは明らかな変化を施すという意思表示です。
昨年の夏、リバプールはビッグマネーを使ってスター選手奪取に動きました。
その意図するものは、スロットがやりたいフットボールを実現する意味もあったと思うのです。
ビクトル・ムニョスのリバプール入りが6年契約で合意(公式発表)
ユルゲン・クロップ時代のリバプールは、縦に速く、ハイプレスに行き、高速カウンターを得意としていました。
スロットの2シーズン目は、よりポゼッションを重視し、ボールのつなぎ方も足元から足元というパターンが多かったと思うのです。
そもそも足元にボールが欲しいタイプが増えましたので。
その点、ビクトル・ムニョスは縦に抜け出していくプレーを得意としています。
そこから見えてくるものは、2025-26シーズンとは異なるプレースタイルの実現ではないでしょうか。
ムニョスの場合、ボールを受ける前の段階から対峙する相手と駆け引きをして、またそれを得意としています。
その上で、ぶち抜いていく。
必然、足元、足元というスタイルは薄くなっていくと思うのです。
イラオラがやりたいスタイルを実現するために。
そのやり方というのは、おそらく多くのリバプールファンが望んでいたもののように思います。
ビクトル・ムニョスというスペイン代表を獲得したことで、少しずつイラオラが求める戦い方が見えて来たのかもしれません。
