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セルヒオ・ラモスに会うことを断っていたハーヴェイ・エリオット

Harvey Elliott


昨年の夏、フラムからリバプールへとやって来たハーヴェイ・エリオット。
文字通り、金の卵だと言っていいでしょう。
国内カップ戦で見せたパフォーマンスは圧巻であり、非凡なものを見せるに十分でした。
そのハーヴェイ・エリオットが、リバプールのプレイヤーになったのは僅か16歳のとき。

今回、エコーが報じるところによれば、ハーヴェイ・エリオットを狙っていたのはリバプールだけではなく、広くヨーロッパのクラブが関心を示していたとのこと。
リバプールとサインをする前には、レアル・マドリードからの誘いもあったそうです。

ハーヴェイ・エリオットとの契約が上手く進まないレアル・マドリードは、トレーニング・グラウンドを見せたり、中軸であるセルヒオ・ラモスに会う機会を提供したのだそうです。

その誘いをレアル・マドリードから受けた際、ハーヴェイ・エリオットが言ったとされる言葉が、The Athleticによって紹介されています。

いや、遠慮しておきます。ありがとう。
ぼくは、彼のことが好きではありません。
モー・サラーにあんなことをした後では。

結果的に、ハーヴェイ・エリオットはリバプールのユニフォームを着ることに。
彼が若い頃、レッズを好んでいたという話が過去のSNSからも見つかっており、先日は、「リバプールにいることは夢の中だ」という趣旨の発言をしていました。
ハーヴェイ・エリオット自身、行きたいクラブはリバプールだったのでしょう。

数年前であれば、レアル・マドリードが声をかければ、そちらを選ぶ選手が大半だった。
いや、そういうイメージで、私のようなリバプールファンも思い込んでいた部分があったのかと。

しかし今や、レアルよりも、バルセロナよりもリバプールでプレイをしたい!
そう言う選手が出て来ています。
これは、元々リバプールが持っているチームの風土もありますが、ファンの存在、アンフィールドというスタジアムを持っていることも大きな影響があるように思います。
それに、何と言ってもユルゲン・クロップ監督の存在ですね。
リバプールから出て行く理由がない。
そういう選手が、より増えて行くことを願うし、そうしていかなければいけないと思います。

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