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あれから5年 ロベルト・フィルミーノがリバプールのプレイヤーとなった日

Roberto Firmino


ボビーと呼ばれ、リバプールファンからこよなく愛されるロベルト・フィルミーノ。
今のリバプールにとって、ボビーがいないというシチュエーションを想像することが出来ません。
ボビーがピッチにいると、リバプールのフットボールは、その質が格段に向上しますね。

時を遡ること5年。
2015年7月6日は、ボビーがリバプールの一員になった日に当たります。
ブンデスリーガ、ホッフェンハイムからの加入でした。

ボビーがリバプールへやって来た時期の監督はブレンダン・ロジャーズでしたが、今ひとつボビーの起用法が定まっておらず、インパクトを残せずにいたのは事実だと思います。
今、思えば、宝の持ち腐れというのでしょうか。

しかし、シーズン途中でユルゲン・クロップ監督がリバプールにやって来るや、大胆にボビーの役割に変更を加えます。
ここに、新しいタイプのストライカーが誕生することに。

ユルゲン・クロップ監督の元でプレイをするボビーは、水を得た魚のように大活躍をして行きます。
まさに、スペシャルなメンバーになった。

覚醒したボビーは、リバプールに欠かせない選手となり、ブラジル代表としても評価を高め重用されることに。

フォワードといえば、決めたゴール数が話題になりがちですが、ボビーの真価は、それだけでは語れない。
トップのポジションにいながら、時に中盤まで降りたり、ワイドに開いたり。
さらに、ファースト・ディフェンダーとして貢献をしたり。

まさに、ユルゲン・クロップ監督がやりたいことを熟知しているとしか思えません。
ある意味、ユルゲン・クロップ監督が指向するフットボールを具現する申し子と言ってさえよいのではないでしょうか。
リバプールは、素晴らしいプレイヤーを獲得しましたね。
ボビーの益々の活躍を願って。
リバプールファンから愛されるボビー。
一緒に栄光を重ねて行きましょう。

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