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ラファエル・ベニテス氏がエバートンの新監督に正式決定


エバートンファンの強い反発はあったものの、青いチームの新監督にはラファエル・ベニテス氏が就任しました。
エバートンが公式に伝えています。
ラファ・ベニテス氏といえば、皆様ご存知のとおり、かつてリバプールを率いていた指揮官であり、イスタンブールの奇跡でお馴染みですが、レッズをチャンピオンズリーグ優勝へと導いた功績があります。

ラファ・ベニテス氏がリバプールの監督を務めていたのは、2004-2010の期間で、その頃のリバプールは、かなりスペイン色が濃いチームではありました。
ルイス・ガルシア、シャビ・アロンソ、ぺぺ・レイナ、フェルナンド・トーレスなど、スペイン人プレイヤーがチームの中心として輝いていた頃。
その中にあっても、スティーブン・ジェラードは全盛期であり、副キャプテンには闘将のジェイミー・キャラガーがいた時代。

スカウサーがチームの要としており、スペイン勢が彩りを加えたチームと申しましょうか。

ラファ・ベニテス氏のエバートン監督就任ですが、カルロ・アンチェロッティ監督がレアル・マドリードへ去ることになった当時から、新監督候補として名前はあがっていました。
あのときは、スティーブン・ジェラードの名前もリストに入っているとされていましたが、私はスティービーだけは、絶対にあり得まいと思っていました。

ただ、ラファの場合にはあるかな?と・・・。

リバプールに大きなタイトルをもたらした指揮官ではありますが、エバートンを率いるとなれば、リバプールは倒すのみ!
しかも、昨シーズン、両チームには、非常に因縁を生む出来事が起きています。
ファン・ダイク、チアゴと、スター・プレイヤーを壊されたあの試合。
忘れようとしても、忘れることは出来ません。

もしかしたら、グディソン・パークではブーイングが起きるかもしれない。
もとより、それはラファも覚悟の上で引き受けたのでしょう。
新シーズンにおける赤と青の対戦。
いろいろな意味で、熱いものとなりそうです。

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