Jürgen Klopp
情熱あふれる人。
ユルゲン・クロップ監督が、リバプールの指揮官としてやって来たのは、２０１５年１０月のことでした。
あの当時のことを思い出してみると、リバプールには何とも言えぬ閉塞感が漂っていました。
そこに太陽のような人物がやって来た。
今日、６月１６日は、そんなユルゲン・クロップ監督の誕生日です。
ハッピー・バースデー！
ユルゲン・クロップ監督は、１９６７年生まれですので、５５歳になりました。
溢れるばかりのパッションは、衰えることを知りません。
ユルゲン・クロップ監督は、マインツ、ボルシア・ドルトムントの指揮官を務め、２０１５年１０月にリバプールの監督に就任したわけですが、誰もが手放しで歓迎をしていたわけではありません。
ビッグクラブを率いた経験がないなどと否定的な声があったことも確か。
しかし、リバプールの指揮官としてユルゲン・クロップ監督がクラブにもたらしたものを見れば、そんな声は、どこかに飛んで行ってしまった。
一歩ずつ、チームを自分が理想とする形にするため、ユルゲン・クロップ監督は着実に強化を施して来ました。
しかも、そのほとんどがピンポイントで、無駄遣いというものがなかった。
数年をかけて世界に誇るチームを築き上げたユルゲン・クロップ監督は、次々にメジャータイトルを獲得して行きます。
チャンピオンズリーグ、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、プレミアリーグ、カラバオカップ、FAカップと。
これ以上ない成果です。
獲得したタイトルも素晴らしいものがありますが、何よりユルゲン・クロップ監督が創り上げたリバプールというチームは、見ていて本当に楽しいフットボールをしてくれる。
それが嬉しいですね。
その熱いハートが、パッションが、メンバー全員に乗り移っているかのよう。
さて、幾多のタイトルをリバプールへもたらした名将ですが、新シーズンには、また大きな目標があります。
まずは、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを獲ること！
その上で、再び４冠にチャレンジですね！
誕生日にあたり、重ねてユルゲン・クロップ監督に、おめでとう！ありがとう！と言いたいと思います。