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カオイムヒン・ケレハーを失うリスクが潜在するリバプール

Caoimhín Kelleher


最初からずばりと書きますが、私はカオイムヒン・ケレハーというゴールキーパーを頼もしく思っています。
ここ2年間くらいの成長も著しいし、アリソンの控えとしては申し分ないだろうし、何より安定していて落ち着いていますね。
カオイムヒン・ケレハーといえば、昨年のこと、リバプールとの長期契約延長にサインをしたばかりですが、本人は今後どうするか?について考えているようです。

先週のこと、カオイムヒン・ケレハーが発言したことをBBCが報じており、その際にカオイムヒン・ケレハーは、アンフィールドでの未来について、「今はまだ、何が起こるか分からない」とし、「私にとって、まだシーズンは終わっていないから、その後にクラブと話し合ってみたい」としていました。
リバプールとすれば、アリソンに怪我をされては困るわけですが、アリソンが健在であれば、プレミアリーグではカオイムヒン・ケレハーに出番は巡って来ません。
2021-2022シーズンも印象的な守護神ぶりを見せてくれましたが、基本的には国内のカップ戦要員であることも事実で・・・。

BBCが先週報じたことも受けて、Football Insiderは、リバプールはカオイムヒン・ケレハーを失うリスクに直面していると報じています。
同誌の見解では、カオイムヒン・ケレハーがコンスタントな出場機会を得るために、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に新天地を求める可能性もあると。

カオイムヒン・ケレハーには、リバプールに残ってほしい。
それが、私の率直な希望です。
ただ、フットボーラーの現役人生は、そうは長くはない。
レギュラーとして活躍できる場所があるならば、それを本人が望んだとしても咎めることは出来ません。

前述もしましたが、カオイムヒン・ケレハーは昨年に長期契約を結んだばかりであり、今年の夏に移籍の香りがしてくるとは、私自身ノーマークでした。
代表チームでのこともあるし、本人なりに考えることもあるだろうし、それはある意味当然だと思います。
本人は、リバプールと話し合いを持ちたいと言っているし、クラブ側もしっかりと彼の気持ちに耳を傾けてほしいですね。
出場機会ということであるならば、ローンという選択肢もあるし、クラブとカオイムヒン・ケレハー両者にとって、よりベターな結論を出してほしいと思います。

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