先ほど、フレンドリーマッチとして行われたライプツィヒ対リバプール戦が終了しました。
試合は、0-5のクリーンシートでリバプールが大勝を飾っています。
ライプツィヒが、チームとして、どれくらい仕上がっているかは関係するとは思いますが、リバプールが調子を上げて来たのは明らかですね。
まず、この試合での得点経過については、次のとおりです。
■8分:モハメド・サラー
■48分:ダルウィン・ヌニェス(PK)
■51分:ダルウィン・ヌニェス
■68分:ダルウィン・ヌニェス
■90分:ダルウィン・ヌニェス
セカンドハーフの冒頭からピッチに入ったダルウィン・ヌニェスが嬉しい初ゴール!
1点を決めれば好転するだろうと、私自身書いてきましたが、一試合で4点を決めるとは。
ストライカーの嗅覚を見せてくれた試合でした。
リバプールは、キックオフからリズムがよく、ゴールが来るにおいがしていました。
その流れのまま、8分の段階でモハメド・サラーがゴール。
これは、チアゴが浮き球を出し、モーが混戦で競り合うところにロベルト・フィルミーノが関与。
ボビーは、どうぞシュートを打ってくださいという優しいパスをモーへ渡し、抜け出したモーがしっかりと決めたものです。
セカンドハーフは、ダルウィン・ヌニェスのゴール・ショー。
まず、リバプールでの初ゴールはPKでした。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが、ロングスローを投げ、ボックス内でルイス・ディアスがゴールキーパーに倒されてPKを獲得。
このときは、モーもダルウィン・ヌニェスにPKを譲っており、チームメイト達からのプレゼントですね。
PKには、ゴールキーパーも触れていましたが、ボールに勢いがあったため、ゴールネットに突き刺さりました。
リバプールでの初ゴールを決めたダルウィン・ヌニェスは、すかさず3分後には2点目をゲット!
チアゴがプレスに行ってインターセプト、ボールを受けたトレント・アレクサンダー=アーノルドが優しくパスを出し、それをダルウィン・ヌニェスが右足を振り切って対角線へ決めています。
このゴールは、ダルウィン・ヌニェスらしい動きだったと思います。
ダルウィン・ヌニェスの3ゴール目。
右サイドで、スピードに乗ったハーヴェイ・エリオットが、グラウンダーのクロスを供給。
ダルウィン・ヌニェスは、長い足を伸ばして左足でボールにタッチ。
それがゴールインとなったものです。
このゴールは、いわゆるどろくさい得点だと言えそうで、ストライカー独特のスキルを見せたシーンだったと私は感じました。
さらに、もう1点がダルウィン・ヌニェスに来ます。
90分のこと、ハーフウェイライン近辺からファビオ・カルヴァーリョがドリブルで持ち上がり、相手ディフェンダーを3人引きつけたところで、左から上がって来たダルウィン・ヌニェスにパス。
ダルウィン・ヌニェスは、右足で見事にゴールを決めました。
今日のリバプールは、試合開始からリズムがよく、スピード感も出て来たと思います。
誰が良かったか?を選ぶのは難しいのですが、私の目には、まずチアゴの状態が良く見えました。
攻守に貢献していたと思います。
途中出場組では、ファビオ・カルヴァーリョの動きが良かったと思います。
最終ラインでのディフェンスから最前線への持ち出しといい、こちらも攻守に貢献をしている姿が印象的。
また、確かな個人技を持っていることが、まざまざと証明されたと思います。
ただ、リバプールでの初ゴールを決め、4点を叩き出したのですから、今日の主役はダルウィン・ヌニェスでしょうか。
PKは、チームメイトからのプレゼントだったと書きましたが、この贈り物が大きなものを生み、開眼させましたね。
これでダルウィン・ヌニェスもリラックスして今後の試合に臨めることでしょう。
さて、出場時間のことに触れたいのですが、スタメンで出たメンバーについて、45分間で代えたプレイヤーと60分間プレイをさせたプレイヤーがいました。
おそらく、60分間プレイをさせた面々は、ほぼ開幕戦のスタメンが固いのではないかと私は見ています。
ゴールキーパーを除くと、60分間プレイをしたのは、ファン・ダイク、ファビーニョ、トレント・アレクサンダー=アーノルド、チアゴ、ルイス・ディアス、モハメド・サラーだったと思います。
今日の段階で60分間のプレイをさせたということは、マンチェスター・シティ戦では90分間行かせる腹づもりでユルゲン・クロップ監督はいると思うのです。
そのへんは、次の試合も見てみましょう。
ところで、ファビオ・カルヴァーリョとハーヴェイ・エリオットですが、中盤でも行けるし、フォワードでもオッケー。
何とも頼もしい限りです。
リバプールの未来、原動力になってほしいと、心から実感しました。