冬の移籍市場は窓を閉じましたが、リバプールはといえばコーディ・ガクポを獲得したに留まり、比較的静かなものでした。
その分、夏はどうなるか?という話題は、今後も出て来ることでしょう。
そんなリバプールですが、チェルシーのエンゴロ・カンテが補強候補としてあがっています。
最初に、この報道を知ったときは意外な感を抱きましたが、カンテはこの夏でフリー・トランスファーとなるのですね。
チェルシーとすれば、絶対に留め起きたい主力だと思いますが、契約延長がまとまらなければ、フリーで放出という事態となります。
カンテのことに関しては、以前にもちょっとこの場で触れたことがあります。
リバプールがエンゴロ・カンテ獲得に関心を示しているとの報道も
前回にも触れたのですが、仮にカンテ獲得に動く場合、問題となりそうなのは2点あると思います。
ひとつには、彼の年齢ですね。
カンテは、現在31で、来月3月には32歳になります。
ただ、心肺機能が並外れているだけに、あと2、3年であれば、まったく問題なくプレミアでプレイが出来るような気もいたします。
次に、怪我の問題ですね。
今シーズンのカンテは、長引く怪我に泣かされており、プレミアリーグでの出場はごくごく僅かであり、フランス代表としてのカタールワールドカップも欠場していました。
大きな怪我を負ったカンテが、再びトップフォームを取り戻せるのか?
そこは、よくよく見る必要があると思います。
今回、カンテのことを取り上げているのはエコーですが、リバプールは三つ巴の獲得レースの中にあるとしています。
リバプールの他には、レアル・マドリードとバルセロナが関心を寄せていると。
リバプールといえば、中盤の刷新が課題として多く指摘されています。
ここにカンテを加えるのか。
フリーで獲れるというのは、かなり魅力的だとも思うのですが。
今後、チェルシーがどういうスタンスを取って行くのかも含めて、ちょっと注目してみたいと思います。