James Milner
今シーズンのリバプールを見ていれば分かるとおり、怪我をして長期離脱になってしまう選手が増えると、チームにとって非常に大きな損失となりますね。
世界でも最も激しいであろうリーグにおいて、ずっと出場し続けるということは、いかに希有なことか。
2015年の夏に、フリー・トランスファーでマンチェスター・シティからリバプールへやって来たジェイムズ・ミルナーは、チェルシー戦に出場したことである記録を達成しました。
ジェイムズ・ミルナーが樹立した記録とは、プレミアリーグの出場数が歴代3位になったことです。
これまでジェイムズ・ミルナーは、609試合出場でフランク・ランパードと並んでいましたが、チェルシー戦に出場したことで、その数字を610試合とし、単独で3位となっています。
日頃からの鍛錬と節制、努力の賜ではないでしょうか。
ちなみに1位はガレス・バリーで653試合、2位はライアン・ギグスの632試合であり、ジェイムズ・ミルナーは、それに継ぐ記録を打ち立てたことになります。
人間、誰でも年齢を重ねるものですが、ジェイムズ・ミルナーの気迫であったり、試合に臨む態度は、他の選手の模範だと思います。
2002年11月に、リーズでデビューを飾ったジェイムズ・ミルナー。
以降、ニューカッスル、アストン・ヴィラ、マンチェスター・シティ、そしてリバプールで活躍をして来ました。
どのチームに行っても重用されたわけで、真のプロフェッショナルだと言えそうです。
出場試合数だけがすべてではないものの、冒頭で書いたことから、いかに凄い記録であるかを感じます。
こうなると、ジェイムズ・ミルナーとすれば、ライアン・ギグスの記録を抜くという可能性が出て来ますね。
それを実現するためには、来シーズンもプレミアリーグで活躍をしなければなりません。
ジェイムズ・ミルナーとリバプールとの契約は、今年の夏で満了となることから、その去就も注目されています。
選手としては勿論、リーダーシップもあり、キャプテンシーも持っていることから、将来は良いコーチにもなりそうですね。
ジェイムズ・ミルナーは、プレミアリーグとともに生きて来た。
そう言っても過言ではないように思えます。