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ヒルズボロの悲劇から34年 心から哀悼の意を表します 


リバプールという歴史あるクラブ。
歓喜の時もありましたが、悲しい出来事もありました。
リバプールとうクラブにとって、最も重要なものとして位置づけられているのが、ヒルズボロの悲劇ですね。
フットボール史に残る惨事であり、悲劇は1989年4月15日に起こってしまいました。

リバプールの関係者は、毎年セレモニーやメッセージで哀悼の意を表し、黙祷を捧げます。
まず、お亡くなりになった方々に、深く哀悼の意を表します。
沢山の方々の尊い命が奪われた忘れられない日となりました。

ヒルズボロの悲劇について、その概要に少しだけ触れてみると、次のような出来事でした。
シェフィールドのヒルズロボスタジアムで開催されるはずだったFAカップ、リバプール対ノッティンガム・フォレストの試合で発生したあまりにも悲しい事故。
ゴール裏のスタンドに収容能力を超える観客が入場し、スタジアムが崩壊するという惨劇に。

スタジアムへ入ろうと押し寄せた観客にも責任があるような言われ方をしたこともありましたが、長く検証を求めて来た結果、警備、誘導体制に不備があったことが判明、認められるに至りました。
リバプールとノッティンガム・フォレストは、当時のイングランドを代表する2チームであり、ヨーロッパレベルでも強いライバル関係にありました。
当時の熱狂のほどがうかがえます。

長くリバプールは、『96』の人文字でスタジアムを飾って来ました。
一昨年のこと、悲劇に巻き込まれた方が他界をなさっており、今は『97』が描かれます。

ヒルズボロの悲劇をきっかけとして、イングランドはスタジアムの安全性を高めるための対策を打っていくことになります。
お年寄りからお子さんまでが、安心して通えるスタジアムに。
そういった意識を再認識させるきっかけになったと言ってもいいでしょう。

先日のアーセナル戦では、ホーム、アンフィールドでの試合でしたので、試合前には黙祷が行われました。
あの静寂は、胸に迫り来るものがありましたね。
ヒルズボロの悲劇を契機として、お年寄りから子どもさん達も安心して通えるスタジアムにして行こうという気運も高まって行きました。
誰もがフットボールを心から楽しめる。
そんな環境、舞台をこれからもつくって行きたいですね。
重ねて、お亡くなりになった方々の御冥福をお祈りします。

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