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さらに凄味を増したトレント・アレクサンダー=アーノルドのキック

Trent Alexander-Arnold


土曜日に行われたリバプール対ノッティンガム・フォレスト戦では、3-2のスコアでレッズが勝利を飾りました。
この日、2ゴールを決めたディオゴ・ジョタが、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いており、完全復活を告げる素晴らしい活躍を見せてくれましたね。
ここでは、昨日の試合を見て、私が感じていたことを書いてみたいと思います。
トレント・アレクサンダー=アーノルドのことです。

トレント・アレクサンダー=アーノルドの場合には、以前からキックに定評があったわけですが、最近のトレントを見ていると、さらに凄味を増しているな!と感じるのです。
昨日のフォレスト戦でも、トレントのキックは冴え渡っていました。
強くて低い弾道のボールを蹴ることも出来るし、コントロールしてふわりとしたボールを供給することも出来る。
時には、ほとんどノーステップ、小さな所作で、強烈なパスを繰り出すこともあります。

トレントがゴール前にボールを入れた時、それはリバプールにとってビッグチャンスに繋がることが多い。
それだけ、トレントが蹴るボールの質が良いからだと思います。
前述もしましたが、強いボールも蹴れれば、優しいパスも出せるというのは、大きな長所ですね。

昨日のノッティンガム・フォレスト戦ですが、ファーストハーフは両チームともにゴールがなかったわけですが、トレントが放ったアートのようなボールが脳裏に焼き付いています。
私は、内心で思っていたものです。
トレントのキックは、もはや変態レベルに達しているな!と。

イングランドのパサーといえば、比較的最近ならば、デビッド・ベッカムの名前を思い出します。
ベッカムが右足で蹴るキックは、独特の弾道を描き、多くのゴールチャンスを生んだものでした。
私は思うのです。
今のトレントは、ベッカムと比較をしても遜色ないと。
左足に関しては、明らかにトレントの方が上だと思います。
両足で精度の高いキックが出来ることもトレントの魅力ですね。

トレントは、今後のリバプールにあって、どういった役割を果たして行くのか。
無限大の可能性を秘めているだけに、トレントの成長を見て行くことは、おおいなる楽しみです。
バリエーションにあふれる右足、そして左足のキック。
トレントの未来が、拓かれて行くことを願います。

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