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ヒルズボロの悲劇を愚弄したマンチェスター・ユナイテッドファンが逮捕・起訴される


愉快な話ではありません。
誰にも大切にしているものがあると思うのですが、それを愚弄、嘲笑されれば穏やかではいられないものです。
リバプールにとって大切な日といえば、ヒルズボロの悲劇が起こった4月15日。

ヒルズボロの悲劇については、この場所に来てくださる方々は、よくご存知かと思いますが、今年の4月15日に書いたものを貼らせていただきます。

ヒルズボロの悲劇から34年 心から哀悼の意を表します 

このヒルズボロの悲劇を愚弄する行動を取ったマンチェスター・ユナイテッドファンが逮捕され、起訴されたとメトロポリタン警察が公表しています。
これは、FAカップ決勝でのマンチェスター・ダービーで起こったことだそうです。
会場はウェンブリー。

逮捕、起訴されたのは33歳の男で、過激な言葉を吐いたり、服にはヒルズボロでの犠牲者を冒涜する表現がなされていたそうです。
これは、いけないでしょう。
今回の件については、FAがメッセージを発しています。

「FAは、ウェンブリースタジアムで開催されるFAカップの前に、ヒルズボロの悲劇に言及したシャツを着用した人物を強く非難する」

ただ、こういう人物と同じ土俵に乗ってはいけませんね。
愚かで、可哀相な奴と思うことにします。

私はリバプールファンですが、毎年欠かさず「ミュンヘンの悲劇」があった日には冥福を祈っているし、これからも続けるつもりです。
ヒルズボロの悲劇、ヘイゼルの悲劇において、いかに安全で安心なスタジアムにすることが重要かをフットボールファンは学んで来たはずです。
長い歳月をかけて培って来た英知を踏みにじる行為を容認することは出来ません。
2度とこういうことが起こらないことを祈りばかりです。

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