プレミアリーグ 試合日程・結果

リバプール対ボーンマス戦の結果と感想(プレミアリーグ第2節)


先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第2節、リバプール対ボーンマス戦が終了しました。
開始早々に先制を許したリバプールでしたが、その後3ゴールを奪い、3-1のスコアでリバプールが勝利しています。
この試合では、いくつかのポイントがあったと思うのですが、私が思った何よりのことは、ドミニク・ソボスライが凄いぞ!ということでした。

ソボスライのことは、後に書くとして、まず得点経過をまとめておきたいと思います。
▲3分:失点
■28分:ルイス・ディアス
■36分:モハメド・サラー
■62分:ディオゴ・ジョタ

試合が始まって間もない時間帯は、ディフェンスラインの裏が怖かったですね。
リバプールの場合には、どうしても無造作に縦へと蹴られたボールへの対処が難しくなる傾向はあると思います。
それは、ディフェンスラインを高くしている宿命のようなものですが、失点をしたシーンは、ちょっとトレントのトラップが大きくなったしまったか。

ゴールについてですが、同点ゴールを決めたのはルイス・ディアス。
いつもながらいいですね~。
右ワイドからの展開で前に出たディオゴ・ジョタにボールが渡り、ジョタはゴール前へ折り返し。
それを受けたルイス・ディアスは、ワンタッチ目を浮かして右足のボレー!
鮮やかであり、テクニックが非常に高いシュートでした。

リバプールの2点目ですが、PK絡みの得点となっています。
35分の段階で、右45度の角度からドミニク・ソボスライが仕掛け、ボックス内で倒されてPK。
あのPKゲットは、完全にソボスライのテクニックですね。
このとき私は、ソボスライがPKを蹴るのかな?と内心で思っていたのですが、キッカーはモハメド・サラー。
モーのPKはゴールキーパーにストップされたものの弾かれたボールにモーが反応しゲット。

PKキッカーについては、結構注目していたのですが、モーで行くことにしたのですね。
これは、蹴る勇気も相当必要だし、チームで決めたことならば、次はしっかりと決めてくれればと思います。
ただ、ゴールを記録したことで、モーも気持ち的に前向きになれれば良いことかと。

リバプールですが、58分の段階でアレクシス・マクアリスターが一発レッドになっており、10人で戦う展開になったわけですが、1人少ない状況でディオゴ・ジョタがゲット。
ソボスライが放った強烈なミドルをゴールキーパーが前に弾いたところにディオゴ・ジョタが詰めており左足で決めています。
ゴールに繋がる展開としては、ルイス・ディアスから右にいるトレントへ。
トレントがワンタッチでボールをさばいてソボスライへ。
そこからソボスライのミドルが炸裂したものでした。

1人少ない状況でも逆転で勝ったことは良かったと思いますが、痛いのはマクアリスターが一発レッドのため、出場停止になってしまうことですね。
足の裏で行ったというジャッジだったと思いますが、厳しいのではないか?というように私の目には映ってしまいました。
まあ、私の場合にはリバプール贔屓で見ていますので、そう見えてしまうのかもしれませんが・・・。
異議申立をしてイエローに変えてくれませんかね~。

その他、リバプールに不安要素があるとすれば、トレント・アレクサンダー=アーノルドとルイス・ディアスが足を痛めているように見えたことです。
2人とも途中で交代をしていますが、トンネルを抜けてドレッシングルームへ戻らずベンチにいましたので、シリアスなものではないと願いたいですね。
10人になってしまったことや怪我があったことで、リバプールは変則的なシフトを余儀なくされました。
それで出て来たのが、アンディ・ロバートソンとコスタス・ツィミカスが一緒にピッチにいるという図。
珍しいものを見せてもらいました。

10人になったことは、遠藤航のデビューを早めたと見てよいと思います。
トレーニングもほとんどしていない中、しっかりと役割は果たしたのではないでしょうか。
チームメイトからボールを渡されてもいたし、これからが楽しみです。
考えてみれば、昨日リバプール加入の公式発表があった遠藤ですから、当日は写真撮影やインタビューもあり、翌日デビューとはあまり例を見ないと思います。
私が思ったのは、それだけ現場はこのポジションに人が欲しかったのだろうということでした。

次の試合へ向けて、マクアリスターの処分がどうなるか?
トレントとルイス・ディアスの状態はどうか?
そこをよく見てみたいですね。

文末になってしまいましたが、ちょっとソボスライのことを。
攻守両面において非常に効いていたし、貢献度が高かったですね。
テクニックと強さ、速さも見せたソボスライ。
アンフィールドに8番が輝いた日だと思います。

なお、この試合でリバプールは5人の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■63分:コーディ・ガクポ→遠藤航
■75分:トレント・アレクサンダー=アーノルド→ジョー・ゴメス
■75分:ディオゴ・ジョタ→ハーヴェイ・エリオット
■86分:ルイス・ディアス→コスタス・ツィミカス
■86分:モハメド・サラー→ダルウィン・ヌニェス

アリソンは、今日も神がかっていて素晴らしかったことを書き添えさせていただきます。

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