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サカに対して言うことは何もないとしたユルゲン・クロップ監督 「判断するのはあたな達」

Jurgen Klopp

リバプール対アーセナル戦は密度の濃い試合ではありましたが、リバプールにとっては2つの不安要素を抱えることになりました。
まず、コスタス・ツィミカスが怪我。
これは不安要素というより、かなり悪いと言われており、少なくとも鎖骨骨折をしていることが明らかにされています。
もうひとつは、ルイス・ディアスが負った膝の怪我です。

ツィミカスの怪我、ルイス・ディアスの怪我が起こったシーンでは、いずれもアーセナルのサカが絡んでいました。
フットボールはボディ・コンタクトがある激しいスポーツですから、私はサカを批判するつもりはありません。
表向きは😎
両チームともにテンションが高かったし、局面で激しい攻防が起こることは理解しているつもりです。
ただ、ちょっと荒っぽかったかな?という気持ちも私の内面にあり、いわゆる葛藤をしています。

特にツィミカスが怪我をしたシーンはショッキングで、文字通り飛んで行ったという表現が出来るようなものでした。
ピッチ外に飛んだツィミカスは、ユルゲン・クロップ監督に激突。
クロップさんは、相当な巨漢の部類に入ると思いますが、ツィミカスの勢いですっ飛ばされましたからね。

試合後、レポーターがそのことをクロップさんに問うたそうです。
しかしクロップさんは、サカに対しては私から何も言うことはないと受け答えしています。
エコーも報じていることです。

正直なところ、あまりに近くのことだったから何が起こったのか分からなかった。
その瞬間、私が抱えていた問題は、「大丈夫、大丈夫」と思ったことだ。
私はコスタスも大丈夫だと思ったのだが、実際には彼が大丈夫でないことは明らかだった。
彼は、少なくとも鎖骨を折っている。
それは、私達にとって非常に良くないことだ。
それ(サカのチャレンジ)については、私は何も言えないよ。
判断するのは私ではなくあなた達だ。(レポーターへ)

ただでさえ負傷者が多いリバプールに、また新たに2人が加わってしまいました。
ツィミカスの場合には、復帰までのプロセスが長くなると思いますが、ルイス・ディアスがどうか?ですね。
ただの打撲であればよいのですが。
試練を与えられたリバプールですが、ここで底力を発揮できるかが問われています。

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