ユルゲン・クロップ

ユルゲン・クロップ監督へのメッセージをご紹介します その2


今日も一日が終わろうとしています。
金曜日の夜ということで、ほっと一息つかれている方々もいらっしゃることでしょう。
いやいや、土曜、日曜も仕事だよ!むしろ忙しいよ!という皆さん、お疲れ様です。
まだまだ寒い日が続きますので、ご自愛ください。

さて、ユルゲン・クロップ監督が退任を発表されたことを受けて、『クロップ監督へのメッセージ』を募集したところ、沢山のお便りを頂戴し、本当にありがとうございます。
少しずつですが、このブログあるいはポッドキャストでご紹介をさせていただいております。
ユルゲン・クロップという人は、本当にリバプールが似合う指揮官でしたね。
って、まだ過去形ではありませんが。
皆さんからいただいたお便り一通、一通にクロップさんへの愛が感じられました。
今回も、その中から何通かをご紹介させていただきます。

東京都 ブルース·グロベラーさん
ユルゲン、貴方のせいで「喜怒哀楽」が激しい人間になってしまいました。
得点すれば雄叫びを発し、失点すればイライラが募る…、深夜でもお構いなしに。
こんなサッカー観戦しだしたのは、貴方がリヴァプールの監督になってから。
お陰で、リヴァプール愛が倍増しました。
ペイズリー時代から応援している身として、ユルゲン、貴方が1番リヴァプールの監督に相応しいと確信しております。
将来、日本での監督姿見てみたい。

京都府 チビヌーさん
依田さん、いつもブログを楽しく拝見させていただいています。
クロップ監督へのメッセージ募集のブログを拝見し、微力ながら個人的なメッセージを投稿させていただきます。
クロップ監督、あなたが今季限りで退任されるというニュースを見て、大きなショックを受けました。
僕はあながリヴァプールに来る前からリヴァプールのファンでしたが、あなたが来たことによって確実に、もっともっとリヴァプールのファンになりました。
あるいはリヴァプールのファンである以上に、クロップ監督という人間のファンであったかもしれません。
あなたは、常に勝利を求められるという計り知れないプレッシャーの中にいながらも、常にフットボールを楽しむことを忘れなかった。常に選手やコーチやファンを含むすべての人間を愛することを忘れなかった。
あなたは、リヴァプールで多くのタイトルを勝ち取り、偉大な歴史を残しました。
でも、実をいうと僕の心により強く残っているのは、あなたが何かを勝ち取ったときの姿より、負けてそこから立ち上がるときの姿なのです。
チャンピオンズリーグ決勝で敗れ、大きな夢があと一歩のところで儚く散ったとき、あなたは「来年の決勝はどこだ?ホテルを予約しておいてくれ。」と言いました。
僕がその言葉にどれだけ勇気づけられたか分かりますか?人生において勝ち続けることはできません。それでもなお歩き続けなければならない中で、示すべき態度をあなたは僕に見せてくれました。
あなたがフットボールの監督という仕事を通じて見せた姿は、フットボールとは関係のない人生を送る僕の生き方にも影響を及ぼしたのです。
あなたがこの先リヴァプールと関係のない人生を歩まれることになったとしても、たとえ別のチームを率いることになられたとしても、僕はあなたとあなたの家族の幸せを祈わずにはいられないと思います。
9年間、本当にありがとうございました。
これからもずっと応援しています。

宮城県 TOMさん
初めまして。
いつも貴方様のブログを楽しく拝見させて頂いております。
この度のニュースに関しては大変驚き、文字で表すには難しい感情が入り乱れておりましたが、以下に書き連ねます。
(以下メッセージ)
私がLFCのファンとなったのは08-09シーズン。ジェラードとトーレスのコンビに魅せられてからでした。
当時は時折BSの放送と情報雑誌を基に追い、2位に終わったシーズンでしたが私にとっては初めて応援するチーム、初めてのプレミアという事でそれはセンセーショナルな感情だったと感じています。
ただ様々な情報からこのクラブが長年優勝が無いこととイスタンブールの奇跡以降ビッグイヤーを掲げていないことも知りました。
それからはご存じの通り、暗黒期と言って良いような低迷と連続した監督交代。
正直13-14で2位に躍進しただけでも喜んでいた自分がいました。
そこへクロップの就任の報が入り、当初はこれまで通り数年持てば良い方かと考えておりましたが、試合を重ねる毎に戦術が浸透していき、観ていて本当に楽しいフットボールと格上もそして下位チームでもしっかりと倒す勝負強さを表していきました。
その後のCL、プレミア制覇は私がフォローしてから初めての経験で、決して忘れられません。
クロップは長期に渡ってチーム全体を巻き込み、ポジティブな意識と戦術の落とし込みを果たし、そしてLFCの熱狂的なファンも取り込み勝利へと導いた偉大な監督です。代えはいないと言って良いと思います。
クロップを自信が応援するクラブで観ることができたのは、かけがえのない経験です。自信が社会でどのように振る舞うべきかどのような行動を考え起こすべきか、パーソナルな部分まで変えてくれたような気がします。
クロップ退任の喪失感は変わらないですが、シーズン終了後に「ありがとう」と伝え、笑顔で見送りたいと思います。
(了)

クロップさんへの思いは、皆さんそれぞれの胸の中に大切にしまってあることと思います。
改めまして、お便りをありがとうございました。
まだまだ、ご紹介し切れていないメッセージが沢山ありますので、その都度、少しずつかみしめるようにご紹介して行きたいと思います。
なお、『クロップ監督へのメッセージ』は、引き続きお待ちしております。
ポッドキャストあるいは本ブログでご紹介をさせていただく場合がございますので、都道府県とハンドルネームをお書き添えの上、下記までお送りください。
liverpool78910@gmail.com
それでは皆さん、良い週末をお迎えください。
ありがとうございました。

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