
プレミアリーグの試合に関して言えば、スターティング・イレブン全体にも共通することですが、イラオラ監督は常にその時点で最強だと考えるメンバーを起用しようとしてきたように思います。
その一方で、ミッドウィークの試合ではターンオーバーを施していることも事実です。
今回は、中盤に特化してファーストチョイスの変遷などについて触れてみたいと思います。
開幕当初に描かれていた中盤の形
開幕当初、あるいは開幕前からサポーターのみならず、ジャーナリストなどが念頭に置いていた中盤の組合せは、フラーフェンベルフ、ソボスライ、ヴィルツだったと思います。
特にソボスライについては、昨シーズンの大活躍を思えば、彼なしのチームを構築するなど想像もできなかった。
負傷とターンオーバーがもたらした変化
鉄壁のファーストチョイスだと思われた上記の3人ですが、例えばソボスライには負傷離脱があったし、ターンオーバーで起用されたプレイヤーが好パフォーマンスを発揮したこともありました。
それらのことから、リバプールの中盤には、徐々に変化の兆しが見えて来たように思います。
マクアリスターの奮起
LFCから契約延長のオファーがないことを嘆いていたマクアリスター。
しかし彼は、そのことを奮起の源にした気配があります。
実際、マクアリスターのプレーぶりには気迫があふれ、リバプールでは珍しく汚れ役もできるタイプではあります。
悔しさをパワーに変えた好例だと言えるでしょう。
ニョニの台頭
ニョニは、プレシーズンの段階から傑出していました。
しかし、開幕すれば経験豊富で計算ができるプレイヤーが試合に出る。
これは仕方がないことだし、ニョニも受け入れていたと思います。
しかし、負傷者が出たり、ターンオーバーの機会が巡って来ると、ニョニはハイレベルなスキルを見せつけた。
現時点でのファーストチョイス
これまでの試合を見て来た上での私見ですが、現時点に限って言えば、中盤のファーストチョイスは、マクアリスター、ニョニ、ヴィルツだと私は思っています。
だからと言って、それが常にいつまでも同じであるわけでもない。
チーム層の強化と健全な競争が大切
ソボスライ、フラーフェンベルフともに実力者ですから、当然これからも出番があるし、メインのプレイヤーになる可能性は十分にある。
ここで大切なのは、マクアリスターの奮起とニョニの成長がチーム層を厚くし、ポジションでの健全な競争を高めたということですね。
今の状況を選手達がポジティブに受け留め、チームの活力につながって行ってほしいと思います。
長いシーズンを11人だけで戦い抜くことは不可能なのですから。
