ヨーロッパカップ戦 プレイヤー

ファビーニョ、チアゴともに良い状況

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Thiago Alcántara and Fabinho


今シーズンのクライマックスとなるチャンピオンズリーグ決勝。
リバプールに不安要素があるとすれば、ファビーニョとチアゴの状態でした。
特に、チアゴについては、まず間に合わないだろうと言われていましたし。

しかしながら、既にお伝えをしたとおり、ファビーニョ、チアゴともにパリ行きのメンバーに含まれており、現地でのトレーニングもこなしています。

試合に先立って、ユルゲン・クロップ監督の会見が行われ、2人とも良く見えるよという発言がありました。
ファビーニョに関しては、通常どおりのトレーニングを積んで来ているし、チアゴは昨日からチームトレーニングに参加。
少なくとも、ベンチには入れることが出来るという見方をしているのではないでしょうか。

私は、以前から思っているのですが、レアル・マドリード戦においては、ファビーニョの存在が大きい意味を持つだろうと。
というのも、おそらくは試合展開として、特にファーストハーフについては、リバプールが押し込む形になるであろうからです。
大袈裟に言えば、自陣に引き籠もりながらカウンターを狙って来るのがレアル・マドリード。
そのカウンターの起点、芽を摘みたいので、ファビーニョにはいてほしいと、私は思って来ました。
ファビーニョは大丈夫だと見てよさそうです。

チアゴについては、当初言われていたよりも軽い怪我で本当に良かったと思います。
スタメンから出すか?
それとも途中からの切り札にするか?
あるいは、プレイ時間をあらかじめ決めておいてピッチに送り出すか?
もし、チアゴが試合に出場できるならば、一番効果的な場面で投入したいですね。
私、個人的には時間を区切ってスタメンで!と思っていますが、コンディション面のことは、メディカルチームの考えもあるでしょうから、どうなるかは、当日ですね。

レアル・マドリードの攻撃パターンとして、クロースからのパスというものがあると思います。
そのクロースに自由を与えず、潰したいですね。
それが出来るのがファビーニョでありチアゴではないかと。

おそらくは、リバプールが敵陣に押し込む時間が多いであろう決勝戦。
引いた相手から点を取ること。
それも、レアル・マドリードというチームの守備を崩すこと。
ユルゲン・クロップ監督のもとで成熟したリバプールが、その真価を見せる時が来たようです。

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