プレシーズンマッチを見ながら、あるいはシーズンがスタートした直後にも私は書いた記憶があるのですが、ハーヴェイ・エリオットには特に期待をしています。
アレクシス・マクアリスター、ドミニク・ソボスライが鉄板になっていますので、なかなかスタメンで出る機会はないものの、ハーヴェイ・エリオットのプレイには胸を打つものがあるのです。
私が注目しているのは、特にディフェンス面でのハードワークです。
フラム時代のハーヴェイ・エリオットは、基本的には右のワイドを担当しており、カットインして行くスタイルを得意としていました。
それが今では、インサイドハーフとして才能を発揮しており、攻守への貢献度が非常に高いと思うのです。
惜しみないランニングを繰り返す姿は、見ていて感動さえ覚えます。
相手にボールが渡ったときのハーヴェイ・エリオットは、しつこいくらいに追い回しますよね。
気持ちがこもったプレイの数々に、私は非常に感銘を受けておりまして。
思えば、フラム時代のハーヴェイ・エリオットは、プレミアリーグ出場の史上最年少記録を打ち立てていました。
元々、才能があったことに違いはありませんが、リバプールから1シーズンのローンで出たことがあり、それがハーヴェイ・エリオットをより逞しくしたと私は考えています。
そういった意味では、ぜひファビオ・カルヴァーリョにも覚醒してほしいと思っているのも事実。
ウルブス戦でのハーヴェイ・エリオットは、リバプールに3点目をもたらしましたが、記録は何とオウンゴール。
あれは惜しかったけれども、次にばっちり決めればいいですね。
ハーヴェイ・エリオットならば出来ると思います。
リバプールには、地元生え抜きのカーティス・ジョーンズもいれば、スペインの才能ステファン・バイチェティッチもいます。
彼等とともに成長し、ぜひリバプールの主力として未来へ向けて走って行ってほしいと思います。
今シーズンのハーヴェイ・エリオットは、実に楽しみです。