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注目したいジョー・ゴメスの起用法

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Joe Gomez


昨シーズンが始まる前、それもプレシーズンマッチ開始前の時期に、私としては、「ジョー・ゴメスはセンターバックとして起用されるのではないか?」という趣旨のことを書かせていただきました。
2018-2019シーズンが始まると、やはりファン・ダイクとのコンビでセンターバックを担当し、優れたパフォーマンスを見せてくれたと思います。
ジョー・ゴメスの場合、今シーズンも基本的にはセンターバックが主体になると、私は考えていますが、その他の役割も担うケースが出てくるようにも予想されます。

まず、これはよくあることですが、右サイドバックとしての起用ですね。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが不在のときや、休ませたいときには、ジョー・ゴメスが右サイドバックを担当するというのが、現在リバプールが実践しているパターンです。

一方、コミュニティ・シールドにおけるマンチェスター・シティ戦では、時間帯としては長くはなかったものの、左サイドバックとしてもプレイをしていました。
現在、リバプールのファーストチーム、シニアの左サイドバックというと、アンドリュー・ロバートソンしかおらず、ロボに何かがあった場合には、ジェイムズ・ミルナーに頼むというのが、ほぼ既定路線かと思います。

しかし、ジェイムズ・ミルナーを何らかの理由で左サイドバックに持っていけない場合、もしかしたらユルゲン・クロップ監督の頭の片隅に、ジョー・ゴメスも左サイドバックが出来るという発想があるのではないか?と。

となると、ジョー・ゴメスは、ディフェンスラインにおいて、ある意味すべてのポジションをこなす用意をしておく必要があります。
本来であれば、不動のセンターバック!として活躍したいところでしょうが、物事を悲観的に考えるのではなく、むしろ良い面もあると捉えてみれば、いろいろなポジションを経験することにより、ジョー・ゴメスの将来のために生きてくる。
そう思ってあげた方がいいのかな?と、私は時々考えています。

ジョー・ゴメスは、1997年5月23日生まれの22歳。
これから、どんどん伸びて行く年代だと思います。
ぜひ、自分が置かれた状況をポジティブに捉えてもらい、幅が広く、いろいろなスキルを身につけたプレイヤーとして、イングランドを代表するディフェンダーに育ってほしいと思います。
今シーズン、ジョー・ゴメスが果たす役割は、リバプールにとって重要なものとなりそうです。

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