膝に問題を抱え、試合に出る機会がなくなっていったホセ・エンリケですが、いまや戦力外として、放出確実とも言われる状況に陥っています。
しかし、ホセ・エンリケ自身は、リバプールを去るつもりなど、毛頭ないようで、自分のポジションを得るために、全力で戦う!と、強い意志を表明しています。
ブレンダン・ロジャーズからは、見放されている状況であるにも関わらず、自ら戦おう!という気持ちを強く持っている姿に、プロフェッショナルの気概を感じます。
ホセ・エンリケとすれば、プレシーズンのツアーからもメンバー外にされており、メルウッドに取り残されました。
普通の人なら、そのことで、心が折れてしまっても仕方ないと思います。
さらに広まる放出報道。
そんな中でも、ホセ・エンリケは、リバプールで戦う!という意志を強く抱いているようです。
(JE)
私は、難しい状況にいる。
契約は、まだ1年間残っているけど、クラブが私を売りたがっていることくらいは、想像が出来るよ。
だけど、それでも私は、ここに残って戦いたいんだ!
私は、絶対に諦めないことだろう。
これまでの経験から、フットボールが、日々変化していることも分かっているけどね。
私は、2年間ほど、膝に違和感を抱えてきた。
さらに、クラブには生粋の左サイドバックもいる。
それでも、私が残れば、しっかりプレイできると分かっているし、(クラブ又は監督の考えが)間違った判断だったと証明したいんだ。
私が理解しているのは、プレイするに、ここ以上のチームはない!ということだよ。
リバプールは、マンチェスター・ユナイテッドと対峙するほどのクラブだ!
私は、自分の足が動かなくなるまで、ここにいたい!と、思っているんだ。
凄味さえ感じさせるホセ・エンリケの言葉。
悩みもあったであろう中、ホセ・エンリケは、ある境地に達したのかもしれませんね。
「自分は、必ずチームのためにプレイできる!」
そうさせないことは、間違った判断だということを証明したい!
ここまでの発言が出来るホセ・エンリケ。
他人の眼、あるいは評価など思慮の外。
とにかく、リバプールで全力を尽くし、ポジションを奪い返す!
ホセ・エンリケは、苦境の中、不遇の時期を過ごす中で、人間としての強さという武器を得たのかもしれません。