プレミアリーグ

19敗の重み マンチェスター勢に屈したリバプールが失ったもの

Liverpool suffered a humiliating 19 losses in official matches this season.

今シーズンのリバプールは、公式戦で19敗という結果を背負うことになってしまった。
さらに、絶対に負けたくないマンチェスター勢に対して5戦全敗。数字としても、内容としても、看過できない現実がそこにあるように思います。

問題は、単なる敗戦の数ではないとも私は思っているのです。
ピッチ上で何が起きていたのか、そしてサポーターは何を感じていたのか。
その本質に目を向ける必要があるのではないでしょうか。

■19敗という現実が示すもの

リバプールにとって、シーズン19敗という数字はあまりに重い。

シーズンを通して安定感を欠き、取りこぼしが続いたことは明らかですね。
それ以上に象徴的なのが、マンチェスター勢に対する結果です。

マンチェスター・ユナイテッド、そしてマンチェスター・シティとの対戦は、いずれも敗戦。
5試合を戦い、5敗という何とも悲惨な結果に終わっています。

KOPからすれば、絶対に負けたくない相手であったはずなのに。

この事実は、単なる不運ということで片づけてはいけないと思います。
ライバルとの直接対決で結果を残せなかったことは、シーズン全体の評価を大きく引き下げる要因ともなります。

■問題は「敗北の数」ではない

より深刻なのは試合内容であり、ゲームプランだと私は思います。
こういうことを言わざるを得ない状況に胸が痛んで仕方がありません。

試合の中で見られたのは、

  • ボールを奪うところまでは機能する場面
  • しかし、その先の意図が見えない攻撃
  • クリアの甘さや対応の遅れによる失点

こうした場面が、シーズンを通して繰り返されてきました。

つまり、問題は「負けたこと」ではなく、
なぜ同じ形で負け続けたのかという点にあるのではないでしょうか。

ゲームプランの硬直性、あるいはピッチ上での共有不足。
そのどちらにせよ、チームとしての輪郭が曖昧なままシーズンを終えようとしている印象は否めません。

■サポーターが求めているもの

それでも、サポーターは常に勝利だけを求めているわけではないと私は思います。

アンフィールドの空気が示し続けてきたものは、
「最後まで戦い抜く姿勢」への共感

劣勢でも、走り続ける。
体を張る。
最後の一瞬まで諦めない。

そうした姿があれば、たとえ敗れたとしても、拍手は送られる。

しかし今シーズンは、その「納得できる敗戦」がどれほどあったでしょうか。
試合後に残ったのは、悔しさ以上に、どこか説明のつかない停滞感であり寂しさでした。

■それでも残るもの

このチームには、確かなクオリティを持つ選手たちが揃っていることは事実です。
だからこそ、19敗という結果はより重く響くのです。

結果だけを見れば、順位は一定の水準を保っているかもしれません。
しかし、その内側にある課題は決して小さくないと思うのです。

シーズン前、豪華過ぎる補強をしたリバプールは、下馬評でリーグ優勝の最右翼だと言われ、私自身、これだけ資金を使えば、最低でもシーズン2冠が必要だと考えていました。
それが諸刃の刃になることを承知しつつ。

来シーズン、このチームは何を示せるのか。
再びアンフィールドのピッチに立つとき、サポーターが求めるものは明確ですね。

それは、勝敗の先にある――
「リバプールらしさ」を取り戻せるかどうかなのです。

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  • この記事を書いた人

Toru Yoda

ただの埼玉の隠居です

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