ホームアンフィールドで、2020年の幕開けを勝利で飾ったリバプール。
リーグ無敗記録を着々と伸ばしていますね。
アンフィールドでの試合に至っては、もはや難攻不落の要塞と化した感があります。
そんなレッズですが、シェフィールド・ユナイテッド戦で、プレミアリーグの新記録を樹立していたそうです。
これは、Guardianがまとめているもので、新記録となったのは、一試合におけるパスの本数です。
私も今朝方スタッツをまとめさせていただき、パス数の多さについて、1,000本にもうすぐ届く凄さという趣旨のことを書かせていただきました。
ご参考までに、スタッツをまとめた稿は、下記のとおりです。
『スタッツに見るリバプール対シェフィールド・ユナイテッド戦(プレミアリーグ第21節)』
リバプールは、実に一試合で970本に及ぶパスをしており、成功率は何と90.1パーセント。
Guardianのまとめですと、トータルパス数は「969」だとされており、パス成功率は上記と同様です。
私は、基本的にLFCのオフィシャルに基づいてスタッツを書いています。
それはオンタイムであり、おそらくGuardianが出した数字「969」の方が正しいのだと思います。
それにしても、何という凄まじい数字でしょうか。
同誌によれば、これまでプレミアリーグでの最多パス数は、2018年4月に、マンチェスター・シティがスウォンジーを相手にして決めた942本だったそうです。
シェフィールド戦では、ポゼッションでも圧倒していましたが、90分間を通じて安定感を覚えたのは、これだけのパスを完成させていたことも影響していそうです。
とにかくレッズのプレイヤーは、落ち着いていましたね。
ここぞ!というときには、猛烈にアタックしていましたが、余裕を持った試合運びをしており、決して焦るようなところは見られませんでした。
これも、クリーンシートが続いていることの恩恵、そのひとつではないかと、私としては考えています。
なお、今回パス本数で新記録を樹立したリバプールですが、個々のプレイヤーでいうと、最も多くのパスを繰り出したのはファン・ダイクだったとのこと。
ファン・ダイクは、一人で131本のパスを繰り出していたというデータが残っているそうです。
ディフェンダーですので、アタッキングエリアでのパスとは同様には考えられませんが、ファン・ダイクは縦への長いフィードもしばしば見せており、相手の脅威になっていました。
さすがに、バロンドールの最有力候補と言われた実力者だけのことはあります。
これは、ひとつのご褒美のようなもので、ユルゲン・クロップ監督に問えば、「その記録よりも勝ち点が欲しい」と、必ず言いそうですね。
シェフィールドのことですが、実は私は厄介な相手だと考えていました。
そのチームから快勝できたのは実に大きい。
良い新年のスタートとなりました。