今回は、ちょっと懐かしい名前にご登場を願おうと思います。
ヨン・アルネ・リーセ。
素晴らしい左サイドバックでした。
リーセといえば、何と言ってもあのロケット砲のような弾丸シュートでしょうか。
そのリーセが、Sky Sportsへ寄せて、リバプールはこの夏の移籍市場において、左サイドバックの補強をしてほしい!という趣旨の発言をしています。
リーセとしては、アルベルト・モレノの競争相手がいたほうがいいという気持ちに基づいての発言のようです。
(JAR)
私としては、リバプールは何人かの中から左サイドバックを探していると見ているよ。
私は、彼(アルベルト・モレノ)の大ファンだ。
しかし、昨シーズンの彼は、正規のポジション以外の場所で、あまりも多く捕まっていたね。
それもあるから、私としては、彼にはポジション争いをする相手が必要だと思っているよ。
彼は攻撃的で、速くて強いね。
だけど、本来のポジションを外した場所で、何度も捉えられてはいけないんだ。
ジェイムズ・ミルナーは、多くのポジションをこなせる男だよ。
あの男は、110パーセントを発揮する。
常に一番の技巧派であるわけでもなく、最も速いわけではないが、彼はすべてを捧げようとしているよね。
どのチームだって、彼のようなプレイヤーを欲しがるはずだよ。
本来とは異なるポジションでプレイさせても、彼はとってもいいよね。
そのとき彼は、チーム・プレイヤーになっているんだ。
リーセとしては、「私はモレノの大ファンである」ということを前提にして、まだまだ修正していく部分があり、そのためにもチーム内に競争相手が必要だという考えを持っているようです。
また、別の視点からは、ミルナーを非常に高く評価していることが分かります。
おそらく、リーセは、ミルナーにはモレノほどのスピードがあるわけではないが、すべての面において完成されている・・・というような趣旨のことを言いたいのでしょう。
さらにリーセは、「若手達の活躍に関しては、プレシーズンは大きな舞台とは違うから、言い難い部分もあるけど、私は彼等全員に大きな感銘を受けてきたよ」とし、ユルゲン・クロップが長期的にチームを育成していくことに期待しているようです。
難しいのは、ミルナーが負傷から戻って来たとして、これから先も左サイドバックをやらせ続けていいのか?という問題がありますね。
おそらく、それも含めてリーセは、リバプールは左サイドバックの獲得を!と、提唱しているのだと、私としては捉えております。