先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第19節(延期分)、リバプール対リーズ戦が終了しました。
リバプールが勝てば、マンチェスター・シティとの勝ち点差が3ポイントになるという重要な試合でしたが、リバプールが攻守に圧倒し6-0のクリーンシートで完勝を飾っています。
誰もがしっかりと自分の仕事をしてくれたし、伸び伸びとやっている姿を見られて実に楽しい試合でした。
まず、得点経過からまとめてみたいと思います。
■15分:モハメド・サラー(PK)
■30分:ジョエル・マティプ
■35分:モハメド・サラー(PK)
■80分:サディオ・マネ
■90分:サディオ・マネ
■90+3分:ファン・ダイク
先制ゴールとなったモーのゴールですが、14分のこと、アンディ・ロバートソンが左からクロスを上げたところ、相手ディフェンダーの手に当たってPKを獲得。
そのPKをモーがしっかりとゴール右隅の低い位置に決めたものです。
リバプールの2点目は、センターバックのジョエル・マティプが、流れの中から奪います。
まず、ジョエル・マティプが右ワイドに展開するパスを供給。
そのボールをモーが右足の低いクロスとし、前線へ上がって来たマティプが、右足で綺麗に流し込んでいます。
マティプとモーによる大きなワンツーだと言っていいシーンでした。
さらにリバプールは、33分にもPKを獲得しています。
これは、縦に抜け出したサディオ・マネが背後から倒されて判定はPK。
このPKもモーが蹴り、やはりゴール右隅でしたが、1本目よりは高い位置に強烈なキックで決めています。
ファーストハーフで3点のリードを奪ったリバプールですが、コップスタンドへ向かって行くセカンドハーフでもゴールが生まれて行きます。
80分には、サディオ・マネが決めましたが、これは下がった位置からモーが右へ展開。
右ワイドをあがっていたジョーダン・ヘンダーソンがグラウンダーのクロスを供給し、サディオが右足でドカン!と豪快に決め切ったもの。
さらにサディオは、90分にもゴールを決めています。
縦パスを追いかけたディボック・オリギが、ボックス内で潰されながらもセンターへボールを送ります。
これをサディオが、左足で押し込んだものです。
さらにだめ押し点を追加するリバプール。
90+3分には、アンディ・ロバートソンが左からのコーナーキックを蹴ります。
ゴール前でフリーになる動きを見せたファン・ダイクが、強烈なヘッドをリーズゴールに突き刺しています。
例えば、チアゴのクレバーなプレイ。
ルイス・ディアスのエネルギッシュな仕事ぶりなど、いろいろ見せ場があった試合でしたが、全員が高いパフォーマンスを見せつけており、結果もそうですが、内容も素晴らしい試合になったと思います。
リバプールにとって重要な試合で最高の試合。
これは、さらに自信をつけたことでしょう。
この試合で勝利したリバプールは、マンチェスター・シティとの勝ち点差を3ポイントに縮めることに成功。
また、大きいのは6ゴールを奪ったことで、得失点差でもシティを上回りました。
シティの得失点差は+46であるのに対し、リバプールは今日の大勝で+50まで伸ばしています。
今後のことを考えると、これも大きいですね。
絶対に勝利が必要!という試合で最高のパフォーマンスを見せたリバプール。
これでまた波に乗って行けそうです。
ナイス・ゲーム!でした。
なお、リバプールは、この試合で3枚の交代枠を使っています。
それをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
強い、強いリバプールを見せてもらいました。
■67分:チアゴ→ジョーダン・ヘンダーソン
■76分:カーティス・ジョーンズ→ジェイムズ・ミルナー
■84分:ルイス・ディアス→ディボック・オリギ