このところ、メディアに取り上げられる頻度が高まっているのが、チェルシー所属の若手アタッカー、カラム・ハドソン=オドイ(イングランド)。
18歳でイングランド代表に招集され、つい先日にはA代表デビューを飾りました。
報道によれば、カラム・ハドソン=オドイは、チェルシーを離れ、新天地を求めているとされています。
以前、このカラム・ハドソン=オドイには、リバプールが関心を示しているという報道があることについて、ご紹介をしたところです。
『リバプールがカラム・ハドソン=オドイ(チェルシー)獲得に関心を示しているとの報道も』
このカラム・ハドソン=オドイには、バイエルン・ミュンヘンが触手を伸ばしており、去る冬の移籍市場では、£35mのオファーをしたと言われています。
その際には、移籍は実現していませんが、バイエルン・ミュンヘンは、この若者の素質を買っているということになります。
今回、Mirrorが報じるところによれば、カラム・ハドソン=オドイには、リバプール、バイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントが関心を示しており、ここへマンチェスター・ユナイテッドが加わったとしています。
以前にもお伝えしましたが、カラム・ハドソン=オドイはウィンガーで、主に左ワイドを主戦場としています。
若くしてイングランド代表に呼ばれたように、その才能は広く知られていますが、こと所属するチェルシーでは出場機会に恵まれておりません。
今シーズンのプレミアリーグでは、6試合の出場に限られており、スタメンは一度もないという現状にあります。
しかも、6試合出場したといっても、トータルの出場時間は、僅か147分と極めて短いもの。
言い方を変えれば、これだけの出場時間にある若手を、よくイングランド代表が招集したなと思うわけですが、それだけ光るものを持っているということかもしれません。
あくまで報道レベルの話ですが、今年の夏に向けて、ブンデスリーガの2強と、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドが争奪戦を繰り広げるのか?
ただ、マンチェスター・ユナイテッドの場合には、チャンピオンズリーグ出場権を得られるか?が未知数であり、これは大きなポイントになるかと思います。
カラム・ハドソン=オドイは、右ワイドもこなせるし、いわゆるセカンドトップ的な役割も果たせることから、リバプールとすれば、欲しいタレントの一人かもしれません。
チェルシーに関しては、おそらく監督が代わらない限り、あまり出場機会は期待できないことも考えられるし、場合によっては、トランスファー・リクエストを出す可能性もありますね。
一方、チェルシーにも事情があり、仮にエデン・アザールが移籍してしまった場合、その時には戦力として計算することになるかもしれません。
報道における噂とはいえ、その対抗馬にマンチェスター・ユナイテッドの名前が浮上してくると、ここは負けたくない。
そんな気持ちになってしまうから不思議です。
さて、イングランド期待の若手の将来は、どうなるのでしょうか。