コンスタントな出場機会を希望しているとされるバルセロナ所属のGK、テア・シュテーゲンですが、かねてからリバプールの補強候補と報じられてきました。
ジャック・バトランドがストークとの長期契約延長で合意に達しそうだ・・・というニュースが出る中、おのずとテア・シュテーゲンに注目が集まるわけですが、何でもマンチェスター・ユナイテッドも、この夏に獲得へ動くとも。
EXPRESSが報じるところによれば、マンチェスター・ユナイテッドとしては、この夏にデ・ヘアが去ることに備え、テア・シュテーゲンに白羽の矢を立てているとのことです。
ただ、デ・ヘアは、まだ契約を延長したばかりですが、そのへんはどうなのでしょうね。
テア・シュテーゲンに関しては、一説によれば、1月にもリバプールはバルセロナに照会をかけていたとも言われていますが、その際は、あまりにも移籍金の額に双方の開きがあったとされています。
ただ、テア・シュテーゲンの身になって考えてみれば、やはりレギュラーとしてポジションを確立したいことでしょう。
ブンデスリーガ時代は、かなり期待されていた若手ゴールキーパーだけに、バルセロナでの処遇は、当然満足のいくものではないと思います。
ちょっと状況を複雑にしているのは、バルセロナは完全にテア・シュテーゲンを控えに決めつけているわけではなく、チャンピオンズリーグ等では起用していること。
むしろ完全に控えという扱いならば、移籍金もそうはふっかけられないことでしょう。
リバプールのゴールキーパーといえば、最近はアダム・ボグダンはすっかりベンチ入りも出来ない状況になってきており、何らかのビジョンを示す時期が近づいているとも言えそうです。
ただ、現在在籍するプレイヤーを決して悪く言わないユルゲン・クロップだけに、ゴールキーパーに関しても、補強の可否が見えてくるのは夏まで待つことになるのかもしれません。