先ほど、インターナショナル・チャンピオンズカップとして開催されたマンチェスター・ユナイテッド対リバプール戦が終了しました。
試合結果は、1-4のスコアで、リバプールがマンチェスター・ユナイテッドに完勝をしています。
リバプールとしては、新戦力の活躍など、ポジティブな部分も見い出せた実りある試合になったと思います。
まず、得点経過からまとめておきたいと思います。
■28分:サディオ・マネ(PK)
▲31分:失点
■65分:ダニエル・スタリッジ
■74分:シェイ・オジョ(PK)
■82分:シェルダン・シャキリ
1失点がなければ完璧でしたが、これは直接フリーキックを決められたもので、流れの中でのものではありませんでした。
終始、試合の主導権を握ったのはリバプールだったと思うし、プレシーズンマッチではあるものの、プレスも効いていたと感じました。
さて、先制点となったサディオ・マネのPKですが、モハメド・サラーが相手ボックス内で倒されPKを獲得したもの。
キッカーを努めたのはサディオ・マネで、今日も落ち着いて決めてくれました。
リバプールの2点目となったダニエル・スタリッジのゴールですが、まずボックス内でシェルダン・シャキリが相手ディフェンダー達を背負い、ボールをキープ。
そこへ寄っていったダニエル・スタリッジに、シュートを打ちなさいというようなパスを送り、ダニエル・スタリッジが右足で決めています。
74分にシェイ・オジョが、こちらも落ち着いてPKを決めていますが、PKを獲得したのはアンドリュー・ロバートソンで、相手ボックス内に走り込んで行ったところを倒されたものでした。
だめ押しとなったシェルダン・シャキリのゴールは圧巻でした。
ゴール前で、波状攻撃を繰り返すリバプール。
右から左からと、マンチェスター・ユナイテッドのゴールを狙います。
その一連の攻撃の中で、左から入ったクロスをシェルダン・シャキリが、豪快なオーバーヘッドキックで、相手ゴールに突き刺しました。
左足でのキックで、まさに鮮やか。
シェルダン・シャキリは、シュートシーン以外でも、ボールを引き出す動きや、ワイドに開いてのプレイも効果的だったし、最高のデビュー戦になったのではないでしょうか。
1失点はしましたが、これは前述したように、フリーキックを直接決められたもので、それ以外の時間帯は、リバプールが圧倒したと言っていいと思います。
良い試合だったので、あえて欲をいえば、ドミニク・ソランケが、もう少し攻撃に絡めるとよかったかな・・・とは、私の感想です。
若手、ベテラン、新戦力と、多くのプレイヤーに光明が見えたナイス・ゲームだったと思います。
プレシーズンマッチとはいえ、やはりマンチェスター・ユナイテッドに完勝をするのは、いいものですね。