スティーブン・ジェラードがスティーブン・ジェラードたる由縁は、そのプレイの素晴らしさは勿論ですが、ドラマをつくれる男!だったことが大きいと、私は思っています。
イスタンブールの奇跡しかり、FAカップ決勝の劇的ゴールしかり。
一方、以前スティーブン・ジェラードが話していたことを思い出すと、最も思い出に残っている最高の試合は、エバートン戦でハットトリックを決めたことだ!とのことでした。
どれだけ世界のスーパースターになっても、リバプールっ子であるスティーブン・ジェラードには、マージーサイドダービーこそが、最も燃える対戦だったのでしょう。
さて、そのスティーブン・ジェラードが、エバートンを相手にハットトリックを決めたのは、2012年の今日、3月13日のことでした。
この試合は、3-0でリバプールが完封勝利。
アンフィールドでの3ゴールをすべてスティーブン・ジェラードが決めています。
ここぞ!という重要な試合で実力を発揮できることこそ、スターの証なのかもしれません。
スティーブン・ジェラードが残した記録も素晴らしいものがありますが、冒頭で書いたように、ドラマチックな活躍ができ、ファンを感動させてきたのが、キャプテンの真骨頂だったと思います。
リバプールファンにとっては、まさにカリスマですね。
この先、スティーブン・ジェラードが、どんな人生を歩むのか。
おそらく、リバプールと無縁になることはないでしょう。
どんな形であれ、再びスティーブン・ジェラードがリバプールに関わってくれる日を楽しみに待ちたいと思います。