移籍関係

リュカ・ディニュのリバプール入り その可能性はほぼ消滅か

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一時期、各メディアが一斉に報じた感のあるリバプールのリュカ・ディニュ(パリ・サンジェルマン)獲得ですが、その後の流れを見ていると、リバプール入りはないと見たほうが妥当かなという風に思えます。

リュカ・ディニュは、左サイドバックが本職のプレイヤーですが、リバプール入りの噂が出た数日後に、代理人筋が、それを否定。

さらには、ここへ来てローマ行きの報道も出て来ています。

リバプールとしても、無理に補強に動かなくてもいい状況になったと思いますので、そのことについて、ちょっとだけ触れてみたいと思います。

リバプールの事情としては、まずアルベルト・モレノが2年目を迎えること。
新戦力のジョー・ゴメスが、左サイドでも高いパフォーマンスを発揮できることが実証されたこと。
さらには、ジョン・フラナガンが戻れば、左右いずれでもこなせること。

それらを考慮すると、左サイドバック獲得に、それほどの労力をかける必要性が薄れた・・・と、考えるほうが妥当のような気がします。

また、リュカ・ディニュ本人は、チャンピオンズリーグ出場権のあるクラブを希望しているとも言われ、そうなれば、リバプールの目はありませんね。

心情的には、せっかくゴメスが頭角を現したことだし、若き地元っ子フラナガンもいることを考えれば、無理に補強へと動く必要もないのかな?と、思っています。

今、一番すべきことは、新加入プレイヤーが非常に多い中、チームとしての成熟度を高めていくこと。
コンビネーション、阿吽の呼吸というものを熟成していってほしいですね。

それらを考えてみると、右サイドバックにクラインを獲得できたのは、実に大きかった。
そう思わざるを得ません。

開幕へ向けて、再三言うようですが、今は現有戦力でのコンビネーションと戦術の共通理解を深めていってほしいですね。

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