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アリソン自身が選んだプレミアリーグで最も記憶に残る瞬間とは!?

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Alisson Becker

アリソンといえば、もうリバプールの守護神と呼ぶしかありません。
セーブも素晴らしいことは勿論ですが、相手フォワードと1対1になった局面での距離の縮め方、追い込み方が絶妙ですよね。
さらに言えば、フィード能力も非常に高く、アリソンからのボールでリバプールがカウンターを決めることも珍しくありません。

そのアリソンですが、ローマからリバプールへ来て以来、記憶に刻まれているプレミアリーグでのプレイをあげたそうです。
LFCがオフィシャルで伝えています。

アリソンが選んだプレイには、驚異的なセーブが当然のように入っていますが、もうひとつ別の瞬間を思い描いて「ごめんね」と言っていました。
これは、アリソンの人柄ですよね。
自分はゴールキーパーだから、セーブこそなんだ!と。

それは、2021年5月のこと、ウェストブロムと対戦した90+5分に起きたあの瞬間でした。
あのシーズンを振り返ると、リバプールはセンターバックに負傷離脱が相次ぎ、ディフェンスはまさに火の車でした。
厳しいシーズンでしたが、結果的にリバプールは3位まで上がって行くのですが、大きなきっかけになったのが、ウェストブロム戦でのアリソンのプレイでした。

一方アリソンは、本年8月に開催されたニューカッスル戦でのセーブを自らあげていました。
ミゲル・アルミロンが放ったシュートを神業のような反応でセーブしたアリソン。
凄かったですよね。

Alisson Becker
私はゴールキーパーだから、セーブをしてこそだね。
ごめんね、ゴールを選ばなかったことで、みんなにがっかりされると思うよ。
ゴールキーパーとして、あらゆるボールを取りに行かなければいけないんだ。
ネットに入るボールを見るのではなく、常にトライしないとね。
正直なところ、この試合でもそうだったんだ。(ニューカッスル戦)
本当に難しいセーブだったし、見れば気持ちがいいね。
とても良い気分だし、あの時はチームが3ポイントを獲得する助けになれたよ。
この一戦は、私達にとって特別なものになる予感がするよ。
(2021年のウェストブロム戦で敵陣に上がったときに何を考えていたのか?)
多くのことは考えていなかったよ。
ゴールを決めよう!助けに行こう!と思っていたね。
絶望的な瞬間だからこそ、とにかく何かをやってみるんだ!
あのヘッダーは素晴らしかったね。

セントジェームズパークでアリソンが見せたセーブですが、ボックス内からアルミロンが放ったシュートを弾いてボールはクロスバーへ。
その直後もアリソンは反応をしており、こぼれたボールをまさにかき集めたものでした。
ニューカッスル戦といえば、数的不利になったリバプールが、ダルウィン・ヌニェスのゴールにより大逆転劇を演じた試合でしたね。
しかもアウェイでしたので、あの勝利は本当に大きいと思います。

アリソンが言うように、アウェイでのニューカッスル戦で勝ち取った3ポイントは、シーズンを戦って行く中で大きなものになる可能性があります。
ニューカッスル戦でのヒーローはダルウィン・ヌニェスでしたが、アリソンもまた立役者ですね。
間違いないと思います。
これからも、リバプールをよろしく!

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