かねてからリバプールの有力な補強ターゲットだと噂されているのが、ボーンマスに所属するミロシュ・ケルケズ(ハンガリー)。
冬の移籍市場では、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドが獲得レースを演じているという噂もありました。
その際も、リバプールが彼を獲るなら夏だという声はあったわけですが。
ミロシュ・ケルケズが担当するのは左サイドバックで、もしリバプールへ来るならばアンディ・ロバートソンの後継者という位置づけとなります。
ケルケズは、現在21歳であり、長期的に見ればロボの後を受け継ぐ者として世代的には理想的かもしれません。
以前からリバプール入りが噂されていた1人にフラムのアントニー・ロビンソン(アメリカ)がいます。
私自身、ロビンソンは良い選手だと思っていたし、リバプールへ来てくれれればいいなとも考えていたのですが、微妙なのがロビンソンの年齢ですね。
ロビンソンは27歳であり、まだまだピークで戦えますが、長期的なロボの後継者となると、彼を選択する場合決断が必要になりそうです。
1月には、マンチェスター・ユナイテッドがケルケズを狙っていたということは既に述べましたが、そのユナイテッドはケルケズに対する関心を急速に落としているといいます。
Caughtoffsideが見解を示しているもので、ユナイテッドは冬の移籍市場でパトリック・ドルグを獲得しており、まだまだ補強はしたいが、他のポジションに移るだろうとのこと。
その上で同誌は、ケルケズが行く可能性が最も高いのはリバプールか?としています。
ケルケズが所属するボーンマスは、非常に良いシーズンを過ごしており、場合によってはヨーロッパの舞台も狙える位置にいます。
ただ、クラブ規模やホームスタジアムのことを考えると、ヨーロッパ進出を決めても、今シーズンの主力の多くは新天地に去るという見方もあります。
ケルケズもその1人か。
ケルケズはハンガリー代表であり、リバプールのドミニク・ソボスライとは親しい仲。
この点もケルケズの行き先はリバプールだろうという見方に繋がっているのかもしれません。
今シーズンのリバプールには隙が無いと言われていますが、あえて探せば左サイドバックだというジャーナリストの声も耳にします。
私自身は、ロボの全盛期とは異なれど、まだまだやってくれると思っていますが、それでも後継者を見つける時期が迫っていることも間違いではないように思います。
それがケルケズなのか?
注目してみましょうか。