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最初からリバプール一択だったと語ったミロシュ・ケルケズ(インタビューその2)


正式にリバプールの仲間となることが決まったミロシュ・ケルケズ。
若きハンガリー代表は、リバプールに来られたことを心から歓んでいるそうです。
そういう気持ちはファンにとっても嬉しいですね。

リバプール加入の公式発表を受け、ミロシュ・ケルケズのインタビューを少しずつお届けしています。
今回は第2回目となり、ケルケズの気持ちはリバプール一択だったこと、ドミニク・ソボスライと話をしたことなどをご紹介します。

<―アルネ・スロット監督と話したことが、この移籍での大きな要素だったというね、彼からの励ましや、君がリバプールでどれだけ重要な存在になると彼が考えているかという点が、後押しにもなったのかな?>

僕たちは、戦術やプラン、自分がどこを改善できるか、どのようにチームの助けになれるかなどの話をしたよ。
監督が自ら来て話をしてくれるというのは、大きなことだし、敬意の表れだと思うんだ。
だからその時点で、他のクラブに行きたいという気持ちは全くなくなったね。
最初からずっとリバプール一択だったよ!

<―君はリバプールと対戦した経験もあるね、アンフィールドの魔法のような雰囲気も体感しているわけだ。今度はリバプールのエンブレムを胸に付けてピッチに立つことになるわけだけど、その時の気持ちや、選手としてあのスタジアムで歓声を受けることについて、考えたことはある?>

実はここに来る前に、兄たちがアンフィールドの試合前の様子やファンの雰囲気をテレビで見せてくれたんだ。
家族みんな、それに地元の人たちも含めて、僕がアンフィールドに立つ時を待ちきれないでいるよ。

<―君はボーンマスで素晴らしく記録的なシーズンを過ごし、重要な役割を果たしたね>

いいシーズンだったよ。
プレミアリーグの2年目でチームとしての出来にも、個人としてのパフォーマンスにも、とても満足しているんだ。
けど、これはまだ始まりでしかない。
自分はもっと成長できるし、もっと良くなれると思っているよ。
リバプールに来た今、さらに成長できると確信しているんだ。
本当に嬉しいよ。

<―ボーンマスで74試合を経験して、今まさに絶好のタイミングでリバプールでのキャリアを進もうとしていているわけだけど、どんな心境かな?>

僕にとってすごく大切なことだね。
プレミアリーグでの最初のシーズンは、リーグのレベルや強度、選手、トレーニング、栄養管理など、このレベルで一貫して戦うために必要なことを理解する期間だった。
あの年は沢山のことを吸収していたよ。
昨シーズンはさらに成長できたと思っているんだ。
そして今、世界で最も偉大なクラブに来たことで、これからさらに成長するために努力しなければいけない。
みんなが僕を高いレベルに引き上げてくれると信じているよ。

<―ボーンマスへ加入した際のインタビューで、君は自分を「クレイジーな左サイドバック」と表現していたけど、プレミアで経験を積んだ今、改めて自分をどう表現する?>

変わっていないよ!
ピッチの外では少し落ち着いたかもしれないけど、ピッチ上ではいつもどおりさ。
チームの勝利のために全力を尽くす!110%の力を出す!それが自分のスタイルなんだ。

<―経験豊富なプロフェッショナルな選手たちやタイトルを獲得した選手たちから学べる環境になるね。そうしたことにワクワクするかな?>

すごく楽しみだよ。
兄たちとよく話をするけど、僕たちにとってロバートソンはプレミアリーグ史上最高の左サイドバックだと思っていて、それは兄弟全員の一致した意見なんだ。
そんな選手の隣でプレーができるということは、僕にとって本当に大きなことだね。
彼(ロボ)は長年トップレベルでプレーし、チャンピオンズリーグも制覇している。
チームメートみんなが、僕の潜在能力を引き出すためにサポートしてくれると信じてもいるよ。
とても楽しみにしている。

<―君はドミニク・ソボスライともとても親しい友人だね。彼の存在がリバプールでの生活において大きな支えになるのではないかな?>

彼とは本当に本当に仲が良くて、今でも2日か3日に一回は連絡を取っていてね。
友達がいるというのはとても心強いことだし、彼がいろいろ案内してくれることだろう。
生活にもすぐに慣れると思うよ。
彼の存在はとても大きいね。

<―彼はリバプールについて、どんなことを君に話していたの?自身の経験や、このクラブがどういう場所かについての話はあった?>

「ここに来たら、それはフットボールの頂点だよ」と言っていたよ。
クラブの人々や周囲の環境、食事、トレーニング、キッチンなどなど、あらゆるものがプロフェッショナルで、全く違うレベル!
要するにフットボール界の最高峰を感じることができるってね。
もちろんだけど「お前も来るべきだ!」とも言ってくれて、今こうして僕はここにいるというわけさ。

ケルケズの心の中では、もう最初からリバプール以外に行く気持ちはなかったようです。
こういうハートをもってレッズにやって来てくれる選手がいるというのはファン冥利に尽きると私は思っています。

また、ケルケズはアンディ・ロバートソンを相当尊敬していますね!
ケルケズだけに限らず、兄弟みながロボこそプレミアリーグ史上最高の左サイドバックという意見で一致しているという。
こうなって来ると、ケルケズのためにもロボには隣にいてほしい。

さらに、同じハンガリー代表であるドミニク・ソボスライとの関係。
以前から仲が良いことで知られていましたが、ケルケズのリバプール入りにあたってソボスライが背中を押したということでしょうか。
ケルケズ本人も言っていますが、ソボスライがいることでリバプールの街に慣れることも早そうです。
何かしら、本当に熱いハートをもった選手がやって来てくれて、私も嬉しい限り!
頼もしい仲間がリバプールに加わりました。

いつかロバートソンのレベルに到達したいと語ったミロシュ・ケルケズ(インタビューその1)

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