Liverpool FCは、アンディ・ロバートソンが2025-26シーズン終了後にクラブを離れることを発表しました。
2017年の加入以来、数々のタイトル獲得に貢献し、クラブの復興を支えてきた左サイドバック。
そのロバートソンは、クラブ公式のインタビューで、自身の決断とリバプールへの想いを率直な言葉で語っています。
「このクラブは自分にとってすべてだ」と語るその言葉の一つひとつには、9年間をアンフィールドで戦い続けてきた選手の重みが宿っています。ここでは、その言葉を余すことなくお伝えします。
正直に言って、今は公になったことで少し楽になった気がしている。ここ数週間、いや数ヶ月で一番つらかったのは、トレーニング場で近くにいる人たちでさえ知らなかったこと、そして何よりファンが知らなかったことだ。
発表の時期が近づくにつれて、いろいろな質問を受けるようにもなった。
自分はいつも、このクラブにとって最も重要なのはファンだと言ってきた。だからこそ、今がすべてを伝えるべき時だと思ったんだ。
これが自分にとって最後のシーズンになるということをね。
公にすることで、ここからシーズン終了までチームに完全に集中できると思っている。
それはとても重要なことだし、これまでもずっとそうしてきた。
ただ、感情的な別れや、ファンやクラブに関わる人たちが自分にとってどれほど大きな存在かを伝えるのは、もう少しシーズンの終わりに近づいてからになると思う。
今はまだその準備ができていない。ただ、すべてを明らかにすることで、これからはみんなに対してオープンで正直でいられるよ。

リバプールのようなクラブを去るのは決して簡単ではない。
ここ9年間は、自分にとっても家族にとっても人生の大きな一部だった。
でも、選手はいつか去るものだし、人も入れ替わっていく。
それでも変わらないのはクラブであり、そしてファンだ。
ここでの9年間は本当に素晴らしかった。
ここ1年ほどは特にそうだけど、移籍のチャンスがあったことはよく知られていると思う。
でも、このクラブを離れることがどれだけ難しいかを知っていたから、それらを受け入れなかった。
そして、その決断を後悔したことは一度もないよ。
ただ、フットボールは常に進んでいくし、チームも変わっていく。
今が、自分が次のステップへ進む時だと思っている。
どこに行くのか、キャリアがどこへ向かうのかは分からないけど、このクラブでの思い出は一生忘れない。
9年間、心も魂もすべてを捧げてきたし、後悔はほとんどない。
人としても大きく成長できた。このクラブはこれからも自分にとって特別な存在だし、ファンも同じだ。
本当に素晴らしい旅だったよ。

自分がレジェンドかどうかは、他の人が決めることだと思う。
自分のことをよく知っているなら分かると思うけど、自分でそれを認めることはないよ。
でも、このクラブに来た瞬間から成功したいと思っていたし、タイトルをもたらしたい、そしてこのクラブを本来あるべき場所に戻したいと考えていた。
それを実現できた素晴らしいチームの一員でいられたことを誇りに思っている。
このクラブは自分にとってすべてだし、クラブに関わる人たちはかけがえのない存在だ。
そしてファンは、ずっと自分を受け入れてくれた。
クリスタル・パレス戦でのデビューは今でも覚えている。
当時の自分はほとんど無名で、ハル・シティから800万ポンドで来たばかりだった。
それでもデビュー戦で、すでにコップが自分の名前を歌ってくれたんだ。
信じられない瞬間だったよ。
その後の3ヶ月はほとんど出場機会がなかったけどね(笑)
それはよくユルゲンにも言っているよ。
チャンスを掴んでからは、その瞬間が自分を支え続けてくれた。
与えられた機会の中で、このクラブの人たちやサポーターに誇りに思ってもらえる左サイドバックになりたい、それだけを考えてプレーしてきた。
ファンは本当に素晴らしくて、信じられないほど支えてくれた。
常にポジティブでいてくれたし、これ以上ないほどのファンだったよ。
トレーニング場の人たちも、自分を支え続けてくれた。
この9年間は、これからもきっと笑顔で振り返ることになると思う。
時には感情的になることもあるけど、今はその時ではない。
ただ、みんなに別れを告げるのは間違いなく難しい。
でも、それは必要なことであり、この9年間を一緒に過ごしてきたことを祝うべき時でもあると思っている。

2017年にメルウッドに来たその日から、AXAでの最後の日まで、このクラブのためにすべてを捧げるつもりだ。
それが、このクラブが成功してきた理由の一つだと思う。
みんなが全力を尽くしてきたからだ。
選手として、今シーズンをできる限り良い形で終える責任がある。
思い描いていたシーズンではなかったけど、最後はできるだけ良い形で締めくくるのは自分たち次第だ。
個人的にも、それがこれからシーズン終了まで自分を突き動かすものになる。
旅が終わりに近づいていることは分かっているし、素晴らしい旅だったことも分かっている。
でも、最後までやり切るよ。
このクラブは自分にとってすべてだ。
ファンも、クラブに関わる人たちも、すべてだ。
だからこそ、最後の日まで全力を尽くす義務があると思っている。
この9年間ずっとそうしてきたし、それを誇りに思っている。
それはこれからも変わらない。
だから今は、大きな感情に浸る時ではないし、カメラの前で涙を流すような時でもない。
まだシーズンは続いているし、チームのために、仲間のために、そしてファンにもう少し良い瞬間を届けたい。
それが自分の目標だ。
そしてシーズンの終わりが近づいた頃には、もしかしたら、カメラの前で涙が止まらなくなっているかもしれないね。

アンディ・ロバートソンは、自らの旅の終わりを静かに受け入れながらも、最後まで戦い続ける覚悟を示しています。
その言葉から伝わってくるのは、別れの寂しさ以上に、Liverpool FCというクラブへの深い愛情と誇りです。
シーズンはまだ終わっていません。
ロボの言う通り、今は感傷に浸る時ではなく、前を向いて戦う時です。
だからこそ私たちは、その最後の時間を見届けたい。
ロボの雄姿を一瞬たりと見逃したくない!
彼が残してくれる“もう少しの素晴らしい瞬間”を、心に深く刻みたいと思います。
だから、サヨナラを言う時ではないのです。
