
マージーサイドダービーは、数字の中にも物語が宿る一戦です。
通算成績、記録、そして節目を迎える選手たち。
キックオフを前に、LFCが発しているデータを参照し押さえておきたいファクトを整理します。
ヒル・ディキンソン・スタジアムでの新たな歴史
リバプールにとって、今回の一戦はヒル・ディキンソン・スタジアムでの初試合となります。
これまでプレミアリーグで戦った61のスタジアムのうち、すでに59会場で勝利を記録しており、今回勝てば60会場目。
新たな歴史が刻まれる可能性があります。
ダービー通算成績と近年の優位性
これまでのマージーサイドダービー247試合で、リバプールは101勝78分68敗。
さらに直近33試合(公式戦)ではわずか2敗と、長期的にも優位を保っています。
一方でエバートンは、ホームでの直近14試合でわずか1勝(10分け)と苦戦が続いています。
節目となる記録に迫る選手たち
モハメド・サラーにとって、今回が最後のマージーサイドダービー。
あと1ゴールで、エバートン戦におけるプレミアリーグ最多得点記録(9得点)でスティーブン・ジェラードに並びます。
ぜひ、ラストダービーでスティービーと肩を並べて有終の美を飾ってほしいですね。
また、出場機会があればですが、アンディ・ロバートソンにとっても最後のマージーサイドダービーです。
ロボはファイターとしての資質も持っており、ぜひ今回のマージーサイドダービーではピッチに立たせてほしいと思います。
また、ドミニク・ソボスライとアレクシス・マック・アリスターは、それぞれリーグ戦100試合出場の節目に到達する可能性があります。
(マクアリスターに関しては、リバプールでの100試合出場)

新たなヒーロー誕生の可能性
リオ・エングモアがゴールを決めれば、17歳233日でダービー史上最年少得点者となります。
アンフィールド、そしてマージーサイドの歴史に新たな名が刻まれるかもしれません。
ぜひ!成し遂げてほしい!
その可能性は十分にあると私は思っています。
攻撃面で光る個の力
今シーズンのプレミアリーグにおけるオープンプレーからのチャンス創出数では、ブルーノ・フェルナンデス(75回)に次いで、フロリアン・ヴィルツが50回を記録。
クラブ加入初年度でこの数字に到達したのは、2017-18シーズンのモハメド・サラー以来となります。
終盤に強いリバプールの勝負強さ
プレミアリーグ時代において、リバプールはエバートン相手にアディショナルタイムで5度の決勝ゴールを記録。
直近では2018年12月のディボック・オリギの一撃が記憶に新しいところです。
今シーズンは後半のアディショナルタイムで失点を喫するケースが多いわけですが、それも含めて改善の兆候を示したいですね。
エバートンの現在地と警戒ポイント
エバートンは現在、ホームで2連勝中。
今回勝てばシーズン初の3連勝となります。
さらにFWのベトは直近5試合で5得点に関与(4得点1アシスト)と好調を維持しています。
ダービーが持つ意味
通算248回目を迎えるマージーサイドダービー。
そこには単なる勝敗を超えた歴史、記録、そしてそれぞれの想いが積み重なっています。
新たなスタジアムでの初対決という特別な舞台で、どのような物語が紡がれるのか。
今回もまた、目の離せない一戦となることは間違いありません。
モーとロボが最後のダービーに臨む時、くしくもエングモアがダービー史上最年少ゴールを決める可能性がある。
それを考えると、物事の道理ではあるものの歳月の流れを感じます。
