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リバプール対フラメンゴ戦(CWC決勝)の結果と感想

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先ほど、クラブワールドカップ決勝、リバプール対フラメンゴ戦が終了しました。
試合は、リバプールが再三の決定機をつくったものの相手ゴールネットを揺らすまでに至らず、90分間は0-0のスコアでタイムアップとなりました。
延長に入り、99分のこと、ロベルト・フィルミーノが鮮やかなゴールを決め、これが決勝点となり、1-0のクリーンシートでリバプールが勝利しています。
これでリバプールは、クラブワールドカップ初制覇を成し遂げています。

決勝点となったボビーのゴールですが、今日も起点はジョーダン・ヘンダーソンのロングフィードから。
ヘンドのボールを前線で受けたサディオ・マネは、背後から上がって来たボビーへパス。
このプレイは、スピードに乗った中、非常に落ち着いており、サディオのフォア・ザ・チームの精神を垣間見ることが出来ました。

サディオからのボールを受けたボビーも落ち着いており、相手DF、GKを翻弄し見事なゴール!
このゴールにより、リバプールにタイトルをもたらしています。

まず、試合の入りからファーストハーフについてですが、両チーム共にかなり速いフットボールを展開したと思います。
リバプールの場合には、日頃から見慣れていますが、フラメンゴがここまで速いプレイをしてくるとは、私にとっては予想外でした。
しかし、一方で思っていました。
リバプールは大丈夫だとして、フラメンゴは、このスタイルで90分間もつのか?と。

案の定、セカンドハーフになると、よりリバプールが主導権を握り始めます。
ただ、決定機へ持ち込むものの好セーブなどに阻まれ、ゴールが来ない。

実は、セカンドハーフ終盤90+1分のこと、サディオが相手ゴールへ向かって突進し、背後から倒されたとしてPKを獲得したのがリバプールでしたが、ここでVARが介入し、結局ノーファールという判定になっています。
ただ、そこで気落ちをしなかったリバプールのメンタリティーはさすがだし、さすがに多くの経験を積んで来たプレイヤー達だと実感しました。

今日は、ヘンドのフィード、サディオの判断、ボビーのクレバーさが勝利を呼び込みましたが、クリーンシートを達成したことも特筆したいですね。
このところリバプールは、クリーンシートで試合を締めることが出来るようになって来ており、今後より改善して行くことで、よりチーム力も向上することでしょう。

フラメンゴに勝利し、優勝を飾ったリバプール。
唯一、心配なことがあるとすれば、セカンドハーフの途中で、アレックス・オックスレイド=チェンバレンが怪我を負ったことです。
詳しいことは、ユルゲン・クロップ監督のコメントを待つ必要がありますが、膝の可能性が高そうです。
私が心配なのは、以前痛めたところと同じなのか?ということです。

ピッチ上に倒れ込んだオックスレイド=チェンバレンは、何度も何度もピッチを手で打ち叩いておりました。
あれは、痛みに耐えていることもあったのでしょうが、「悔しい!」という気持ちが強かったのではないかと思います。

心からオックスレイド=チェンバレンの怪我が、シリアスなものでないことを祈ります。

なお、この試合においてリバプールですが、延長戦に入りましたので4人の交代枠を使っています。
■75分:アレックス・オックスレイド=チェンバレン → アダム・ララーナ
■100分:ナビ・ケイタ → ジェイムズ・ミルナー
■106分:ロベルト・フィルミーノ → ディボック・オリギ
■120分:モハメド・サラー → シェルダン・シャキリ

カタールまで飛んだリバプール。
せっかく出場した大会ですので、トロフィーが欲しかった。
それをしっかりと実現しましたね。
おめでとう!と、言いたいと思います。
あとは、疲れを癒やして、コンディションを整え、次の試合へ向けた準備ですね。

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