移籍関係

グラフェンベルフの去就を巡りトゥヘル監督がクラブ上層部と対立か


リバプールの補強候補として名前があがっている1人にバイエルン所属のMF、ライアン・グラフェンベルフ(オランダ)の存在がありますが、今年の夏における獲得は難しいと見る筋も多いようです。
グラフェンベルフ自身は、出場機会を得るために移籍を希望していると言われていますが、バイエルンの上層部は異なる考えを持っているとされています。
しかしながら、現場の指揮を執るトゥヘル監督は、グラフェンベルフを売った上で、その資金を他の用途に使いたい意向だという報道が出ており、クラブの上層部と監督の対立が生まれそうな状況だとも報じられています。

これは、Athleticが報じているもので、トゥヘル監督はグラフェンベルフの放出に前向きながら、それは経営陣との亀裂を生むだろうと指摘しています。
リバプールは、バイエルンのスタンスが変わることがあれば、デッドラインデーでも動く可能性があるとされていますが、報道を見る限り、バイエルン残留の可能性が高いと見られているようです。

グラフェンベルフについては、昨シーズンもそうですが、スタメンで出場する機会はほとんどありません。
いわゆるベンチ要員になっている形ですが、クラブとしてのバイエルンは留めておきたいということでしょうか。

かなり高度な領域になりますが、監督と選手によっては、合う、合わないもあることは容易に推察できます。
ただ、グラフェンベルフが以前言っていた「フットボールがしたいだけなんだ」という言葉が妙に切なく響きます。
まだ21歳という若さだけに、試合に出られない焦りもあるでしょうね。
仮に、リバプールが彼を狙っていたとしても、その交渉はギリギリの段階まで持ち越される可能性が高そうです。

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