
準決勝まで来ているワールドカップ。
先に行われたフランス対スペインの対戦カードでは、スペインが勝利。
決勝でスペインと対戦するのはイングランドなのか、アルゼンチンなのか。
この両者には、歴史的にも深い因縁があります。
政治、軍事、そしてワールドカップと。
ここでは、この試合の日程及び放送・配信予定をまとめつつ、少し両者の歴史を振り返ってみたいと思います。
試合日程
イングランド対アルゼンチン
- ■ワールドカップ準決勝
- ■キックオフ:日本時間2026年7月16日(木)04:00
- ■会場:アトランタスタジアム
放送・配信予定
- ■NHK総合で生放送
- ■DAZNでライブ配信
因縁の対決
イングランド対アルゼンチンといえば、幾多の因縁をもっています。
それは、ワールドカップにも大きな影響を与えたと言っていいでしょう。
■フォークランド紛争
1982年4月、南大西洋のフォークランド諸島の領有権を巡り、イギリスとアルゼンチンが軍事衝突。
両国に多くの死者が出ており、これは後のワールドカップに波紋が及びます。
■マラドーナの神の手事件
1986年に開催されたメキシコワールドカップ。
準々決勝でイングランドとアルゼンチンが激突。
ここで大きな物議をかもしたのが、マラドーナの神の手事件です。
セカンドハーフが始まってわずかなタイミングで、マラドーナが手で相手ゴールへ。
完全に万歳をした形でしたが、レフリーが気づかずゴールが認められます。
その5分後には、今度はマラドーナが「5人抜き」のゴール。
試合は2-1でアルゼンチンが勝利しましたが、今後に遺恨を残すものとなりました。
■ベッカム退場事件
1998年のフランス大会。
ベッカムとシメオネが接触、倒れたベッカムはシメオネの挑発に乗った形で、足を出して報復。
これがレッドカードとなり、イングランドは数的不利の状況で延長フルタイムを戦いPK戦で敗退。
当時、英紙が風刺画つきで書いていたことを今でも覚えています。
見出しは、「10人の勇者と1人の愚か者」。

■ベッカムのリベンジ
退場事件で国の嫌われ役となってしまったベッカムでしたが、その後代表チームのキャプテンに就任。
そして迎えた2002年の日韓大会。
今度はベッカムがPKを決め、1-0でアルゼンチンを下しました。
見どころ
まず、両チームのコンディションは気になるところです。
いわゆる疲労の蓄積。
イングランドは結構タフな試合をして勝ち上がっており、特にハリー・ケインの状態が鍵を握りそうです。
一方、アルゼンチンもメッシに疲れが見えており、おそらく攻め残りをする形になると思われます。
アルゼンチンの守備網を見ると、イングランドはファイナルサードまで比較的持ち込める展開になりそうです。
となった場合、最終的にはハリー・ケインとジュード・ベリンガムが決定機を決められるかというところがポイントとなりそうです。
アルゼンチンにはプレミアリーグで活躍している選手も多く、ある意味相手を熟知しているし、中盤が強烈ですので、それをイングランドの若手であるエリオット・アンダーソンがどこまで封じられるか。
ここもポイントかと思います。
数多くの深い因縁があるとはいえ、今の選手たちには目の前の試合だけが見えていることでしょう。
ただ、周囲は熱くなる。
そんな一戦が近づいています。
