ユルゲン・クロップ

9年前の今日 ユルゲン・クロップがリバプールへやって来た!

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今日、私はユルゲン・クロップのことを書かなければなりません。
というよりも、敬愛の念をもってクロップさんのことを綴りたく。

ちょうど9年前の今日、2015年10月8日のこと、シーズン途中ではありましたが、リバプールの新しい指揮官としてクロップさんがリバプールへやって来ました。
私自身、リバプールの黄金時代も見て来ましたが、特にプレミアリーグが設立されて以降のレッズは厳しく苦しい時期が続いていたのも事実。
いつかプレミアリーグのタイトルを!
それが地元ファンはもとより世界中のリバプールファンが夢見たこと。
その夢を現実のものにしたのがクロップさんでしたね。

2015年の10月といえば、当時の指揮官はブレンダン・ロジャーズ監督であり、リバプールは形容し難い閉塞感に包まれていました。
あのアンフィールドでさえ元気がなかった。
LFCは、ブレンダン・ロジャーズ監督の解任に踏み切り、新たな指揮官としてドイツからクロップさんを連れて来ました。
まず、そこでクロップさんが内外に示したのはパッションでしたね。
まさに、リバプールファンが待ち望んでいたものでした。

クロップさんの哲学をチームに浸透させるには多少の時間が必要だったと思いますが、少しずつ、されど着実に主要なポジションに補強を行いながら、やがてリバプールは幾多のビッグタイトルを獲得するまでになって行きます。
クロップさんとの9年間、リバプールはクラブレベルで考え得るほとんどすべてのタイトルを獲得しトロフィーを掲げたものです。
・チャンピオンズリーグ(2019)
・UEFAスーパーカップ(2019)
・FIFAクラブワールドカップ(2019)
・プレミアリーグ(2019ー2020)
・カラバオカップ(2022、2023)
・FAカップ(2022)
・FAコミュニティー・シールド(2022)

リバプールには黄金時代がありましたが、潤沢な資金力を持つライバルチームが力を付け、しかもフットボールは進化を続けて来た。
そんな時代に、これだけの成功を収めることは並大抵のことではなかったと思うのです。
リバプールの名将といえば、まずビル・シャンクリーとボブ・ペイズリーの名前をあげないわけにはいきませんが、クロップさんも並び称されて然るべき名将だと私は思っています。
それに、クロップさんはとにかくファンから愛された。
これほどアンフィールドが似合う監督なんて、そうはいないと思うのです。

クロップさんはリバプールファンの誇りだった。
語弊を怖れずに言えば、コップの良き友人だった。
ユルゲン・クロップとの9年間。
この時間をリアルタイムで見て、ともに笑い、ともに泣いた人々は幸運だと思います。
恥ずかしながら、私は長くリバプールを見て来ましたが、そんな私にとってもクロップさんとの9年間は特別なものとなりました。
楽しくて、エキサイティングな時間をありがとう!
その時が来たら、ぜひアンフィールドに試合を見に来てほしいですね。

-ユルゲン・クロップ
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