リバプールとマンチェスター・シティ。
いまや、プレミアリーグをリードする2強という存在になっています。
両チームは、4月10日にプレミアリーグで対戦をしたばかり。
見どころ満載でありもの凄い試合でしたね。
あれだけのテンションで90分間を戦い続け、駆け抜けるパワー。
それは、どこから来るのでしょうか。
ただ、希代の名勝負だっただけに、両チームが受けたダメージもありました。
肉体的にも精神的にも疲弊していたことでしょう。
その直後に両チームが臨んだのが、チャンピオンズリーグ準々決勝のセカンドレグ。
リバプールもマンチェスター・シティもセカンドレグではドローとなりつつ、準決勝進出を決めています。
ただ、両チームの間には、大きな違いがあると言えそうです。
リバプールはといえば、ベンフィカを相手にホームでの戦いでした。
大幅にメンバーを入れ替えた上で、中盤から前線にかけては、負荷を分担させ、特にサディオ・マネとモハメド・サラーに関しては極力プレイ時間を少なくしています。
また、ディフェンスラインについては、リバプールの中軸であるファン・ダイクをピッチに投入することなく温存。
トレント・アレクサンダー=アーノルドとアンディ・ロバートソンもピッチに立つことはありませんでした。
一方のシティですが、アトレティコ・マドリードのホームで戦い、こちらは主力を揃えての試合となりました。
また、試合内容もタフであり、相当の疲労が残っているのは事実だと思います。
プレミアリーグで、シティに勝ちたかったリバプール。
ドローでは終えましたが、その傷跡は、十分にシティを苦しめた。
FAカップに関して、あくまで試合前の状態で言えば、リバプールに優位性があるように思います。
土曜日にFAカップ準決勝に臨むリバプールですが、負傷者関連については、ユルゲン・クロップ監督が会見で述べており、不安があるのはディオゴ・ジョタだけのようです。
ディオゴ・ジョタは、ベンフィカ戦で打撲系の怪我を負っていたようで、マンチェスター・シティ戦で起用できるかは、金曜日の状態を見てから決めると語っていました。
ベンフィカ戦では、ロベルト・フィルミーノは途中交代したとはいえ、プレイ時間は90+1分でした。
となると、シティ戦での前線スタメンは、ルイス・ディアス、サディオ・マネ、モハメド・サラーが有力でしょうか。
4冠の可能性を持ち続けているレッズ!
土曜日も勝ちたいですね。
いや、絶対に勝ちましょう!