移籍関係

迫られるママドゥ・サコーの処遇への決断


これまでの事実関係を見てくるに、リバプールがママドゥ・サコーを放出候補にしていることは、まず間違いのないところかと思います。
それが、正しい判断か否かについては、多々議論があることと思います。
実際、ママドゥ・サコーならば欲しいというクラブもあると聞いていますが、いかんせんリバプールが設定している£30mという金額が障壁になっているようです。

昨シーズンの後半は、ローンという形で、クリスタルパレスでプレイをしたママドゥ・サコーですが、実際に活躍をしており、クリスタルパレスのファン達の間でもママドゥ・サコーには完全移籍で来てほしいという声が多いようです。

また、フランク・デ・ブール監督も、ママドゥ・サコーがクリスタルパレスで発揮したインパクトを讃えており、出来れば獲得したいというトーンの発言をしています。
しかしながら、フランク・デ・ブール監督は、「£30mは、あまりに高過ぎる」ともコメントしたと報じられています。

現実をしっかり捉えれば、リバプールとしては高く売りたい。
しかし、万が一、売れずに残してしまうケースだけは避けたい。

移籍市場が開いているのも、あと約10日間となりました。
あくまで£30mにこだわるのか?
それとも、駆け引きの一貫に過ぎないのか?

リバプールが、ママドゥ・サコーの処遇について、決断をする時が迫って来たように思います。

なお、各メディアでは、ウェストブロムがママドゥ・サコー獲得を望んでいるという記事を掲載しはじめています。
リバプールがビジネスに徹し、ウェストブロムが£30m出そう!というならば、そちらの話を優先する。
それも間違った判断ではないでしょう。

ただ、ママドゥ・サコー本人は、クリスタルパレスの方へ行きたいと希望している。
クリスタルパレスのファンもママドゥ・サコーを望んでいる。

この状況下、リバプールがどんな決断を最終的にくだすのか。
放出のほうも、注視してみたいと思っています。

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