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ジョーダン・アイブの起用法に見えたユルゲン・クロップの眼力

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昨日のトッテナム戦は、スコアレスドローに終わりましたが、注目すべき点は多々あったと思っています。

インターナショナル・マッチから各プレイヤーが戻って来てすぐの試合。
しかも、土曜日、アウェイでのランチタイムキックオフの試合で、あれだけ走れれば、今後への期待が膨らむのも事実です。

さて、そのトッテナム戦において、私なりに注目したポイントがあります。
それは、ジョーダン・アイブの起用法でした。

ジョーダン・アイブが、ピッチに入ったのは、87分。
フィリペ・コウチーニョに代わってのものでした。

最近では、ジョーダン・アイブといえば、ウィング・・・というイメージが定着していたと思います。

しかし、昨日の試合を観る限り、アイブは、かなり中央寄りにポジションを取っており、コウチーニョに代わる役割を努めていたように感じます。

ジョーダン・アイブといえば、ドリブル!におけるインパクトが強いため、サイド側で、1対1を仕掛けるという発想が、いつの間にか根付いていたと、私は思っています。

ですが、ジョーダン・アイブの特筆すべき才能は、ボールロストが極めて少ない!ということではないでしょうか。

ボールロストが少なければ、相手にカウンターを仕掛けられるリスクもなく、しかも相手目線でいえば、ペナルティーエリアの中央付近で、あのドリブルで切り込まれ、攪乱されたら、それはもう嫌なことでありましょう。

そういった意味で、ジョーダン・アイブを右ウイングではなく、中央寄りでプレイさせたユルゲン・クロップの眼力は特筆すべきものだし、短期間のうちに、よくプレイヤーの特性を見抜いたな!と、感心します。

今後のことを考えると、ロベルト・フィルミーノが戻って来たとき、おそらくクロップは、重要なピースとして活用することでしょう。
その際、若きジョーダン・アイブに、どんな役割を担わせるのか?

ぜひとも、注目していきたい大きなポイントだと、私は思っています。

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