
2026-27シーズンのプレミアリーグ開幕とあって、例によって海外メディアからさまざまな順位予想が出ています。
昨シーズンは5位に終わり、アンドニ・イラオラという新しい指揮官を迎えたリバプール。
どうやら今シーズンのレッズを本命視する向きは多くないようです。
まあ、それが何だということですが。
海外メディアはアーセナルを高く評価
Sky Sportsのスーパーコンピューターによる予想では、優勝はアーセナルだと。
昨シーズンからの継続性、総戦力を見れば、アーセナルという予想が出るのは、ある意味普通だと私は思います。
この予想では、マンチェスター・シティが2位で、リバプールは3位という予測になっています。
リバプールの予想勝ち点は76.8。
さらに優勝確率を見ると、アーセナルが50.6%、マンチェスター・シティが27.5%なのに対し、リバプールは10.2%にとどまっています。
ただ、3位に予想しているんだと、むしろ思ったより高いなと感じたことも確か。
Optaもリバプールの優勝確率は9.2%
Optaのスーパーコンピューターも、1万回のシミュレーションを行っています。
こちらでも本命はアーセナルで、優勝確率は38.0%。
マンチェスター・シティが20.5%で続き、リバプールは9.2%。
数字だけを見るならば、リバプールは優勝の可能性はあっても、本命とはかなり離れた存在です。
BBCの予想でもリバプールは本命ではない
BBC Sportも、2026ー27シーズン開幕を前にプレミアリーグの順位予想を行っています。
BBCのテレビやラジオで解説を務める専門家たちの予想では、最も高い支持を集めたのはアーセナル。
マンチェスター・シティがそれに続き、リバプールは総合で3番手という評価になりました。
興味深いのは、リバプールを3位より上に置いた予想が、全28予想のうちわずか4つだったことです。
つまり、多くの専門家はリバプールをチャンピオンズリーグ出場圏の有力候補とは見ていても、優勝争いの中心になるとは考えていないことになります。
昨季5位、そして新監督という不確定要素
こうした予想になる理由は理解できます。
昨シーズンのリバプールは5位。
モハメド・サラーをはじめ長くチームを支えてきた選手達が去り、チームを率いるのは新監督のイラオラです。
フロリアン・ヴィルツやアレクサンデル・イサクには、加入2年目の飛躍が求められるでしょう。
ジェレミー・ジャケ、ロナルド・アラウホらが加わった守備陣についても、新しい形を作っていかなければなりません。
「未知数な部分が多い」。
外から見れば、そう評価されがちなのかもしれません。
日本国内のジャーナリストは
少しだけ日本国内でプレミアリーグを専門にしているジャーナリストの意見にも触れてみましょう。
動画で話を聞いたものですが、粕谷さんはサッカーキングのYouTubeで、優勝アーセナル、2位チェルシー、次にマンチェスター・ユナイテッドとシティ、その次がリバプールという予想でした。
ベン・メイブリーさんはご自身のYouTubeチャンネルで、リバプールを7位と予想。
かなり低いですが、ベンさんの説明では、優勝の可能性もある7位だと。
予想どおりにいかないからフットボールは面白い
ただ、私はこういう予想を見ると、むしろ楽しみになってきます。
考えてみれば、2年前の2024-25シーズン。
ユルゲン・クロップが去り、アルネ・スロットを新監督に迎えたリバプールが、いきなりプレミアリーグを制するなどと、どれだけの人が確信していたでしょうか。
今シーズンも監督が代わり、しかもイラオラが持ち込もうとしているフットボールは、昨シーズンまでとはかなり違います。
より速く、より縦へ。
そして前から激しくボールを奪いに行く。
プレシーズンでは熟成されていない部分が見えたものの、考えてみればそれは当然のこと。
むしろ、このチームには伸びしろがあると見たいですね。
予想を覆すリバプールであってほしい
アーセナルが強いことは間違いないでしょう。
ロドリが抜けた穴は非常に大きいものの、マンチェスター・シティも侮れるはずがありません。
海外メディアがリバプールを3位、4位あたりに置く理由も分かります。
それでも私は思うのです。
予想は予想。
そのことは、過去の結果が示しています。
ピッチの上で走るのは数字ではなく、選手達です。
新しい監督、新しい選手、新しいフットボール。
まだ誰も本当の姿を知らないリバプールだからこそ、そこには予想を超えていく可能性があると私は思います。
シーズンが幕を閉じたとき、「リバプールは思っていたより強かった」と言われることを期待しましょう。
海外メディアの予想を、いい意味で裏切ってほしい。
何より忘れてはいけないのは、リバプールは奇跡を生めるチームであること。
新しいリバプールの挑戦が始まります。
